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宇宙ミッションを成功に導く、全体を見渡すデジタルエンジニアリング

SPEXA -【国際】宇宙ビジネス展 出展レポート 

宇宙ビジネスに関する技術・サービスが集まるSPEXAとは?

「ロケット打ち上げ」「衛星運用」「地上システム」「設計・製造・開発」「部品・素材」「衛星データ利活用」「宇宙空間利用」など、宇宙ビジネスに関する幅広い製品・技術・サービスが集まる展示会です。

2026年は「開発・インフラ支援」と「衛星データ・宇宙空間 活用」の2つのエリアで構成され、ロケットや人工衛星の設計・開発から、打上げ後の衛星データ活用まで、宇宙産業に関わるさまざまな技術やサービスが紹介されました。

「Mission to Success」をテーマに宇宙ミッション全体を支えるソリューションを展示

サイバネットブースでは、「Mission to Success-宇宙ミッションを成功に導く統合CAE基盤-」をテーマに、宇宙・航空分野における設計・開発の各フェーズに対応したソリューションを以下のように展示しました。 

①:
要求・システム設計
 
GPS衛星の運用を例に、MBSEによる要求整理やシステム設計 

②:ミッション設計 
Ansys STKを用いた衛星や航空機の運用パフォーマンス評価 
 
③:詳細設計 
アンテナの電磁場解析、衛星の熱解析 
 
④:打上げフェーズ 
ロケットの構造・流体シミュレーションによる性能評価 
 
⑤:衛星データ利活用 
光学設計、撮像シミュレーション、AIを組み合わせた「宇宙画像AIのための光学ソリューション」 
 
などを展示しました。 
 
宇宙ミッション全体を見渡す視点から、各フェーズの詳細な設計・解析まで幅広くご紹介しました。 

ご来場者の生の声 ~関心はあるが、どこから始めるべきか~

サイバネット展示ブースにお立ち寄り頂いたご来場者からは「ロケットや衛星設計で具体的にどのように活用できるのかを知りたい」という声が多く寄せられました。
そのほか、次のようなご相談も寄せられました。

「現在は解析を外部の協力会社に委託しているが、将来的には自社エンジニアでも扱えるようにしたい」
「MBSEに関心はあるが、社内での理解や認知がまだ十分ではない」
「ロケット打上げ時の熱・構造解析を進めたいが、どこから着手すればよいかわからない」
「本格的なMBSE導入の前に、小さな範囲から始めたい」「まずはSEやMBSEについて教育したい」

といった声もあり、ツールの導入以前に、活用方法や進め方を検討している企業も見受けられました。

宇宙ミッションの各フェーズをつなぐ統合デジタルエンジニアリング

こうした課題に対し、サイバネットでは AnsysソルバーをはじめとしたCAE・MBSEソリューションと技術支援を組み合わせ、宇宙ミッションの各フェーズにおける設計・解析を支援しています。 
 
①:要求・システム設計
・MBSEを活用し、ミッションの目的・価値・KPI・システム要求を整理
・開発初期における関係者間の認識のずれや、要求の抜け漏れを把握しやすくする 

②:ミッション設計フェーズ 
・Ansys STKで衛星の軌道・センサー・通信環境などをモデル化
・衛星や航空機の運用パフォーマンス評価、レーダーシステムの干渉評価などに活用 

③:詳細設計 
・Ansys HFSSによるアンテナの電磁場解析、Ansys Thermal Desktopによる輻射熱解析
・アンテナ特性の検討や、軌道上での温度予測を支援 

④:打上げ 
・Ansys Fluent、Ansys Mechanical、Flownexなどを活用し、ロケットの構造・流体をシミュレーション
・極限環境下での性能を事前に検討し、試作や試験条件を検討する際の判断材料として活用 

⑤:衛星データ利活用
・Ansys Zemax OpticStudioによる光学設計とAnsys Speosによる撮像シミュレーションを組み合わせ、打上げ前から衛星画像の見え方を評価
・AIによる超解像技術も活用し、防災・農業・都市計画など幅広い分野での衛星画像活用につなげる 

 

MBSE導入や解析内製化を段階的に支援

サイバネットはツールの提供だけでなく、MBSE立ち上げコンサルティングや技術サポート、教育サービスも提供しています。
「まずは自社の課題にMBSEが適用できるか確認したい」「対象を限定して小さく始めたい」「将来的には解析を社内で内製化したい」といった段階的なニーズにも、お客様の状況に合わせて支援します。
下記では、航空宇宙分野におけるソリューションや事例の一部をご紹介しています。
自社の課題に近い内容がございましたら、ぜひご覧ください。

出展社セミナー大気圏再突入時の通信を題材に、複数領域の連成解析を紹

出展者セミナーでは、「宇宙ミッションを支える統合デジタルエンジニアリング」をテーマに、熱流体解析、電磁場解析、軌道解析を組み合わせた解析アプローチをご紹介しました。

題材としたのは、大気圏再突入時という極めて過酷な環境下における通信性能です。一つの解析領域だけではなく、軌道や熱流体、電磁場といった複数の現象を組み合わせて評価することで、実機試験が容易ではない宇宙開発におけるデジタルエンジニアリングの活用イメージをご紹介しました。

宇宙・航空宇宙分野におけるシミュレーションやMBSEの活用について詳しく知りたい方は、下記よりお問い合わせください。
事例やソリューションに関するお問い合わせはこちら

宇宙開発の設計・解析を、ミッション全体の視点から支援

今回のSPEXA では、要求・システム設計からミッション設計、詳細設計、打上げ、衛星データ利活用まで、宇宙ミッションのさまざまなフェーズにおけるデジタル技術への関心がうかがえました。
実機試験が難しい環境を設計段階でどのように評価するか、複雑化する要求をどのように整理するか、さらに解析技術をどのように社内へ定着させるかは、宇宙開発を進めるうえで重要な検討テーマです。
サイバネットは今後も、CAEとMBSEをはじめとしたデジタル技術を活用し、宇宙ミッション全体を見渡しながら、設計効率化、要求整理、性能評価を支援してまいります。
解析・シミュレーションの活用やMBSE導入に課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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