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事例紹介

積層造形解析とAIによるプリントレシピの作成

- カーボンニュートラルに資する材料の軽量化 -

積層造形解析とAIによるプリントレシピの作成の概要 - カーボンニュートラルに資する材料の軽量化 -

環境負荷低減を目的としたエネルギー効率の改善はあらゆる製品で求められております。特に航空機や自動車等の輸送機器では、材料置換による軽量化は有力な手段とされます。一方で、マイクロプラスチックによる海洋汚染が顕在化する昨今、強化プラスチックから環境負荷の小さな軽金属材料に注目がシフトしています。フィーム材はその代表例で、積層造形技術を用いることで、各製品で必要とされる多種多様なニーズを満足する軽量材料が設計できるようになります。積層造形は従来の製造手法と比べてリードタイムが長くなるため、実験ベースによる試行錯誤をできる限り少なくして、DfAM(Design for Additive Manufacturing)に基づく効率的な設計技術が重要になります。
本ソリューションは、一連の造形プロセスから造形品の性能評価をCAEで解析します。そこで獲得した経験知を有したAIを用いることで、様々な性能用件を満足する造形レシピを瞬時に取得できるようになります。

ソリューション紹介

ソリューションの概要と特長・効果

積層造形品の性能は、原材料や装置に入力する形状情報だけではなく、多種多様な制御因子に強く依存します。それら制御因子と性能の相関関係を理解しなければ、製品設計に膨大な時間を要することになります。本ソリューションでは、一連の造形プロセスから造形品の性能評価をCAEで解析します。そこで獲得した経験知を有したAIを用いることで、様々な性能用件を満足する造形レシピを瞬時に取得できるようになります。

ペットボトル製品のライフサイクル

課題

  • 思ったような造形品が作れない
  • 最適な造形レシピが分からない
  • 軽量化と性能要求を満足する形状が不明

ソリューション

造形条件と性能の関係をCAEによって取得し、それを元に造形レシピを策定することで、効率的なDfAMを実現

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サイバネットシステム株式会社
デジタルエンジニアリング事業本部