用語集
GLOSSARY
光学フィルタ
光学フィルタとは
光学フィルタは、主に透過光を波長特性、偏光特性などに応じ選択的に取り出す光学素子です。特定の波長のみを透過させるバンドパスフィルタ(干渉フィルタと呼ばれることもあります)、広い波長範囲を透過域と吸収域に分離するシャープカットフィルタ、特定の偏光方向を持つ光だけを取り出すフィルタなど、様々なフィルタがあります。
必要とされる特性としては、透過率、中心波長、半値幅、透過域と吸収域の境目の切れの鋭さなどがあります。
特定の波長領域を取り出すバンドパスフィルタでは、図1に示すような最大透過率、中心波長、半値幅が重要な特性になります。フィルタの用途として、例えば波長多重光通信(WDM)分野では、狭い波長間隔で設置されている多くの信号光から特定の信号光だけを取り出すために使われます。分析分野では、溶液や気体の濃度を評価のために使用されることもあります。
広い波長帯域を対象とし、透過域と吸収域に分離する目的のシャープカットフィルタにおいては、透過域と吸収域の境目の波長と切れの鋭さが重要な特性となります。JIS B 7113では、境面の波長は透過率72%と5%の波長の中間(透過限界波長)で、切れの鋭さは透過率72%と5%の波長の幅(波長傾斜幅)で定義されています。一般的に使われる、紫外線フィルタや赤外線フィルタなどもシャープカットフィルタの一種です。
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