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セミナー・イベント Invention Machine ユーザーカンファレンス 2011開催報告

Goldfire とは

Goldfireは、イノベーションをより「起こしやすく」する環境を提供するソリューションです。「リサーチ」「問題解決」「ナレッジシェア」の3つの切り口で、貴社の技術開発におけるイノベーション創出を支援いたします。

開催報告

Goldfire イノベーションフォーラム2011 開催報告

Goldfireをご利用いただいている皆様、ならびにご興味のある皆様をお招きし、ユーザーカンファレンスを開催いたしました。今年で3回目を迎える本セミナーでは、初の東京と名古屋との二拠点開催ということもあり、大変多くの方々にご来場いただき、大盛況のうちに終了することができました。当日ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

基調講演には、米国ロサンジェルス市在住のコンサルタントで、元Pratt & Whitney Rocketdyne社チーフ・ナレッジ・オフィサー(CKO)のKiho Sohn氏をお迎えしました。アイデアの質を高めるワークショップの紹介は参加者から多くの注目を集め、講演終了後の質疑応答では次々に質問が寄せられました。
また、オリンパス株式会社の緒方隆司様から、貴重なユーザー事例をご講演いただきました。開発生産工程の各所にGoldfireを活用するだけでなく、TRIZを利用したプロセスを社内で推進させる部分についてもお話をいただき、参加者も熱心に耳を傾ける様子が伺えました。

さらに、今年10月にリリースされたばかりのGoldfire日本語最新バージョン6.6Jの最新情報もご紹介しました。専門家の検索やコラボレーション機能には、ユーザーの方からも高い期待が寄せる声を聞くことができました。

参加者の声(アンケートから抜粋)

  • 会場の質問から、みな同じ問題を抱えている事を確認できた。またそこに、さらに課題がある事を再確認した。(精密機器)
  • Goldfireの活用以外にも、開発プロセス推進方法も併せて聞く事ができ、リアリティがあって参考になった。(機械)
  • 初めて参加したが、各公演とも参考になった。特にTRIZに関する内容について、興味深く聞く事ができた。(電気機器)
  • 科学的手法を導入検討中だが、実際に使いこなすノウハウがあまりない。今回聞いた内容を参考に試行し、成功体験につなげたい。(化学)
  • 知識ベースのイノベーションにおける「活用の可能性」と「具体的なイメージ」を得る事ができた。イノベーションワークショップの進め方は、発明の発想創出の具体例として大変参考になった(電気機器)

開催概要

  東京会場 名古屋会場
日程 2011/11/17(木)
13:30〜17:00(13:00開場)
※懇親会18:00〜20:00
2011/11/18(金)
13:30〜17:00(13:00開場)
会場 富士ソフト アキバプラザ6F
(JR/地下鉄秋葉原駅より徒歩2分)
[ アクセス ]
TimeOffice名駅
(JR名古屋駅より徒歩5分)
[ アクセス]
定 員 100名 30名
参加費 無料 (事前申込み制)
対象
  • Goldfireのユーザー様
  • 持続的な製品/技術イノベーションの推進に取り組んでいらっしゃる方
  • 斬新な知識ベース/マネジメントの利用にご興味をお持ちの方
  • 最新の問題解決手法にご興味をお持ちの方

※講演内容および時間は、予告なく変更される場合があります。予めご了承下さい。

タイムテーブル

13:30-13:40 開会のご挨拶
13:40-15:40 基調講演
『イノベーションを生み出すための効果的な知識ベースの構築』
President, Sohn Consulting
Mr. Kiho Sohn
15:40-16:00 休憩
16:00-17:00 招待講演
『TRIZを含む科学的手法の社内推進〜 開発現場での時間対アウトプットへの挑戦 〜』
オリンパス株式会社 ものづくり革新センター 開発ソリューション本部 DEM技術部 ECM
革新担当部長 緒方 隆司 氏
17:00-17:30 ユーザー講演
『Goldfire 6.6日本語版 新機能のご紹介』
インベンション・マシン・ジャパン株式会社
アジア太平洋地区営業担当バイスプレジデント 鹿倉 潔 氏
18:00-20:00 懇親会(アキバプラザ5Fレセプションホール)

※講演内容および時間は、予告なく変更される場合があります。予めご了承下さい。

講演概要

基調講演
『イノベーションを生み出すための効果的な知識ベースの構築』

President, Sohn Consulting
Mr. Kiho Sohn

ブレインストーミングは、製品開発やプロセス改善のアイデア発想に広く利用されている手法ですが、参加者の知識や経験によって限界があります。当事者の経験値を超える知識ベースにアクセスできれば、より豊かなアイデアを発想することが可能となります。そのための有効な手法、ナレッジマネジメント(KM)は、開発パフォーマンスの改善、コラボレーションの促進、競争力の強化、そして組織がイノベーションをより効果的に生み出すことを可能にします。本講演では、イノベーション実現のために有効な知識ベースをどのように開発するかについて提案します。

招待講演
『TRIZを含む科学的手法の社内推進 〜 開発現場での時間対アウトプットへの挑戦 〜』

オリンパス株式会社
ものづくり革新センター 開発ソリューション本部 DEM技術部 ECM革新担当部長
緒方 隆司 氏

当社では2009年より科学的手法としてQFD,TRIZ,タグチメソッドを開発プロセス改善のための施策として社内導入し、試行段階を経て2010年度からは事業体の個別テーマへの適用指導を行っている。忙しい開発者が時間の制約を受ける中で、理想的なQFD,TRIZの手法のフローでは時間に見合う成果が出なかったため、時間短縮を主眼に科学的手法を開発現場に合わせてフレキシブルに教育方法や適用方法を変え実践してきた結果について報告する。

『Goldfire 6.6日本語版 新機能のご紹介』

インベンション・マシン・ジャパン株式会社
アジア太平洋地区営業担当バイスプレジデント
鹿倉 潔 氏

2011年10月、Goldfireの日本語版最新バージョン6.6がリリースされました。
今回の変更では、イノベーションに関わる社内の人と人との協調や社内知見の活用促進を支援するコラボレーション機能がさらに強化され、Goldfireの「知識情報」「課題解決プロセス」「人」を有機的に結びつける「イノベーション支援環境」が更に充実した内容となりました。
本セッションでは、このコラボレーション機能を中心に、新バージョンの主要な新機能をご紹介いたします。

Goldfireはこんなお悩みを解決します

  • 開発期間が非常にタイト。技術者がアイデアを探す時間が取れない...
  • 技術や特許の情報を探しているが、時間がかかるのでつい後回しに...
  • アイデアは出るものの、散発的で続かない。
  • 社内で共有・実現させる明確なプロセスができていない...
  • 技術や知識の伝承が個人任せ。属人的にはしたくないが、どうすれば...

それぞれの工程で解決案を発見し、それを持続的な「イノベーション」につなげるためのソリューションがGoldfireです。このセミナーでは、実際に操作体験を通して、Goldfireの仕組みや機能を判りやすくご紹介いたします。組織/製品の開発・改善・イノベーションに取り組まれている方、世界の特許情報や文献情報の検索・収集に関わる業務の方にはお勧めです。