機能紹介
機能
操作の流れ
サイバネットCAEクラウドは、クラウドの専門的な知識が無くても直感的に操作できるCAEポータルから解析に必要な計算サーバを利用可能にするサービスです。高速リモートデスクトップ機能により、会社や自宅はもちろんのこと距離の離れた工場や出張先などからも快適に操作できる環境を提供するクラウドサービスです。
サーバ作成
WindowsやRedHat、UbuntuなどのOSやAnsysのバージョンごとのイメージから必要なバージョンを選択して、マシンスペックを決定して作成します。

作成されたサーバは一覧で表示され、サーバの起動、停止、再起動やサーバのスペック変更、高速リモートデスクトップやWebブラウザアクセスが行えます。

HPC環境
大規模解析を行う際のサーバー数の追加や削減、サーバーの仕様変更などもCAEポータルから柔軟に変更することが可能です。

ストレージのサイズ・構成・暗号化
既存サーバーのストレージサイズの増減や追加が行える他、ストレージの暗号化にも対応しています。

ユーザー管理・MFA認証・操作ログ
ユーザー一覧画面からはユーザーの作成や削除、利用の一時停止や権限、パスワード変更などが可能で、ログ一覧画面では、誰がどのサーバーに、何時どの様な操作を行ったかを確認することができます。

ユーザー 一覧画面
ログイン時のMFA認証
お客様毎に専用のCAEクラウドポータルサイトをご用意
ポータルサイトにログインする際にMFA認証を有効にすることも可能です。

MFA認証の仕組み
サイバネットCAEクラウドでは総当たり攻撃やキーロガー攻撃の対策としてMFAが必須になってきていることから、標準でMFA認証に対応しています。

操作ログ
ログ一覧ではユーザーのログインやサーバの起動・停止・削除・スペック変更などすべての操作を確認することが可能です。

ログ 一覧画面
利用金額の確認および上限設定
費用確認画面からはサーバー、ストレージ、ダウンロードの利用状況を日別、月別で確認することができます。また、費用上限設定画面では月額の利用上限額を設定でき、使い過ぎを防止する運用も可能です。(上限を設定した場合、上限到達時にはサーバーを強制的に停止することもできます)

費用詳細画面

費用上限設定画面
高速リモートデスクトップ
クラウドを利用する上で課題となるのが画面転送の遅延です。画面転送の遅延によりGUIを使ったオペレーションがスムーズにでず、クラウドではPre/Post処理ができないということを良く耳にします。サイバネットCAEクラウドでは、この遅延を極力少なくする高速リモートデスクトップサービスをご利用いただけます。独自のプロトコルによりクラウド上で動作するCAEソフトの画面を、高圧縮(従来の10分の1の帯域)でクライアントへ送信し、快適な操作を実現しPre/Post処理でも利用できる環境をご提供するだけでなく、設計者、解析者の在宅勤務環境としてご利用いただくことも可能です。

オプション:Webブラウザアクセス
高速リモートデスクトップ技術はそのままにWebブラウザでCAEクラウドの計算サーバの画面にアクセスできるようになりました。ブラウザでアクセスするため、プロキシ環境でも利用可能※です。
※一部プロキシ環境で接続できない可能性がありますので、事前にご相談ください。

セキュリティ
クラウドを使いたいけどセキュリティポリシーとの整合が大変
- 情報漏えいが心配
- Firewallでポートを開けられない
- BYOLで既存ライセンスをクラウドから使いたい

クラウドのセキュリティ対策や製品の安全性をご説明
- 情報システム部門が譲れないセキュリティ設定は回避策を提示
- 会社毎に異なるセキュリティポリシーに準拠する構成を設計
- しっかりとセキュリティ対策を実施

情報システム部門の方向けセキュリティ資料をご用意!
サポート
30年にわたりCAEソフトの販売・サポートを通じ培った経験と、クラウドを利用した各種サービスを開発した技術力で、設計・解析技術者の技術課題を解決するための支援を行います。
サイバネットCAEクラウドをご利用中のお客様
ご契約時にお渡しした保守サービス契約書に記載のサポート窓口までお知らせください。
動作環境
インフラ
サイバネットCAEクラウドは、CAE技術者が安心してご利用いただける環境を提供します。
管理負荷とコストを低減
OSアップデートなどサーバーに関わるメンテナンスはサイバネットが行います。お客様は日々のメンテナンスを気にすることなく最小限の作業コストで、必要なときに必要な計算環境をご利用いただけます。Ansysをご利用の際は、Ansysのバージョンアップについてもサイバネットで行います。
安定・安全のクラウド基盤
サイバネットCAEクラウドでは、Amazon Web Services(AWS)及び Microsoft Azure(*1) を基盤に採用しています。十分なセキュリティ対策が施されており、可用性、信頼性、拡張性の高いクラウド基盤上にてサービスを運用しています。


CAEベンダー公認のクラウドサービス
サイバネットCAEクラウドは、Ansys公認のクラウドホスティングパートナーです。クラウド上でAnsysを安心してご利用いただけます。サイバネットの技術者が、Ansysとクラウド双方をサポートをするため、サポート窓口を一本化できます。


※サイバネットCAEクラウドはANSYS Cloud Hosting Partnerおよび、 サイバネットシステムはAWS Advanced Tier Consulting Partnerです。