ドライブレコーダーによる道路の劣化診断の事例
(toorPIAの活用例)

ドライブレコーダーによる道路の劣化診断の事例

道路の劣化診断の場合、特別なセンサーやカメラを搭載した専門車両が全国各地を走り、センサーの情報や画像の情報を取りながら道路の情報を調べていくのが通常の流れです。その上で補修の要否、程度、優先度などを検討し、道路の補修計画を立てていきます。

しかし、東北地方では雪やチェーンといったさまざまな要因によって、他の地域と比べても道路の劣化が激しい傾向にあります。劣化の程度は場所によってムラがあり、非常に痛む箇所もあれば安定している箇所も存在します。道路の劣化状況を常に把握することができれば、より適切な補修計画を立てることができ、必要な箇所を早く修復することが可能になります。

ただし、従来の検査専門車両は非常に高価なため、導入されている車両数は多くありません。検査専門車両が現場にやってくる頻度も少ないので、頻繁にデータが取れないという問題があります。

今回、BIGDAT@Viewerに採用されている分析エンジンのtoorPIAを利用し、通常のパトロール車に搭載されているドライブレコーダーのGセンサー情報とGPSから取得される位置情報を利用することによって、道路劣化状況と場所を判断する実証実験を行い、十分に有効な技術であるという検証結果が得られました。現在、自治体、地域の建設共同組合などと道路劣化診断実用化に向けての検討が進んでいます。