ベルトコンベアの故障検知の事例

ベルトコンベアの故障検知の事例

屋外に設置してあるベルトコンベアは環境に左右されやすく、日々のメンテナンスは現場の作業員が目視で行うのが通常です。センサーを設置している場合でも、デジタルで変化の兆候を捉える方法を採用しているケースは多くありません。

ベルトコンベアの場合、故障が発生するとラインが止まり、作業が中断します。そうなると時間的にもコスト的にも大きな影響を受けてしまうため、できるだけ故障を起こさないための予知保全が求められています。

長崎の亀山電機様では、BIGDAT@Viewerを利用したベルトコンベアの予知保全システムの開発と実機を使ったPoCを行いました。

ベルトコンベアの回転部を中心とした振動・温度、モーター部から電流のセンサー情報を取得することに加え、ベルトの状態を2D及び3Dカメラで撮影する事で、それらの画像データを特徴化し、センサー情報と画像情報をBIGDAT@Viewerに投入して、正常な状態のマップと異常な状態のマップを作ります。正常、異常が反映されたMAPを監視用のベースMAPとして登録し、運用時に発生するデータをリアルタイムにMAP上にプロットする事で、ベルトコンベアの稼働状況をモニタリングできる事が実証され、この技術を用いたサービス化が検討されています。

このサービスにより、不良の兆候をいち早く掴む事が可能となり、重大なトラブルになる前に保全を行えるようになります。また、不良発生に至らずとも、経年劣化によるデータの変化を把握する事で、機器ごとに最適なメンテナンス時期を設定するなど、保守費用の削減が期待できます。