MicroAVS 18.0 Rev.B パッチでは、不具合修正に加えて新たな機能が追加されています。
Ver.18.0 をご利用の方は適用をお願いいたします。
MicroAVS 18.0 マイナーバージョンアップ(Rev.A → Rev.B)
修正内容についてはパッチ配布ページをご覧ください。
ここでは、新たに追加された機能についてご紹介します。
以下で詳しくご紹介します。
「コンター表示の指定」 で 「ソリッドコンター」 を選択した時に表示されるパラメータが増え、より柔軟な設定が可能となっているほか、ソリッドコンター生成の基準となる数値の設定方法も直感的で分かりやすく変更されています。
Ver.18.0 Rev.A までは、ソリッドコンターの表示範囲および境界基準は "入力データの成分値の範囲" に準拠していましたが、 Ver.18.0 Rev.B からはコンター表示メソッドにおける カラーマップエディタの 「色の範囲」 の設定に連動するようになります。 「色の範囲」の 「最大色の値」「最小色の値」 を変更することで、その変更した範囲の中で境界分割が行われます。
「コンター表示の設定」 パネルに 「ユーザー指定(最小値、最大値)」 パラメータが追加され、ソリッドコンター表示の最小、最大値を独自に指定できるようになりました。カラーマップファイル(*.cmp) を使用する場合など、上記「色の範囲」とは別にソリッドコンター境界を作成したい場合に利用できます。
Ver.18.0 Rev.A までのソリッドコンターでは、“成分値の範囲外” は表示されず「コンターが欠けた」 状態になっていました。
Ver.18.0 Rev.B 以降は 「範囲外も欠けずに表示」 がデフォルトとなります。
範囲外の部分はカラーマップの最小値、最大値の色で塗りつぶされます。
「コンター表示の指定」パネルに新規追加された 「範囲外の表示」 を操作することで、これまでと同じ「欠けた表示」にすることも可能です。
※ここでの 『範囲』 とはカラーマップエディタの 「色の範囲」 、もしくはコンター表示の指定パネルの 「ユーザー指定」 により設定されるものです。
コンター表示メソッドの 「データの設定」 の 「最小レベル」「最大レベル」 で設定した範囲の外にあたる部分では (上記設定に関わらず) コンターは表示されません。
「数値表示」メソッドに、指定した二点間の直線距離計測機能を追加しました。
「サンプリングモード」を「ラインサンプリング」 にしたときに表示できる 「ラインサンプリング設定パネル」に「ライン長さ」 が追加されています。
二点を指定し、「ライン生成」 ボタンをクリックするとサンプリングラインが生成されますが、同時にそのラインの長さが表示されます。
※「ライン長さ」 欄の直接入力による長さ変更は行えません。