スクリプトコマンドの MAopen と MAloop を組み合わせることで連番ファイルを読み替えつつ可視化を行うことができます。
MAloop はスクリプトファイル内のみで使用できるコマンドなので、あらかじめスクリプトファイルを作成しておきます。
c:\temp フォルダに data0001.fld 〜 data0010.fld ファイルがあるとします。まず data0001.fld ファイルを読み込みます。
可視化のメソッドとパラメータをセットし、目的の可視化結果を表示させます。
読替える時に位置がリセットされないようにするため、物体の表示窓の [最適な大きさ] をオフにします。
以下のようなスクリプトファイルを作成します。
//////////MicroAVS Script Version 2.4////////// # MicroAVS Script Version 2.4 MAloop start 1 10 1 %04d MAopen c:\temp\data%INDEX%.fld /D /A MAwrite c:\temp\image%INDEX%.bmp /D MAloop end
MAopen コマンドには、読み替えを明示する "/A" オプションをつけます。
スクリプト入力ウインドウを開き、[ファイル] -> [開く] メニューで作成したスクリプトファイルを読み込みます。
スクリプトが終了すると c:\temp フォルダに image0001.bmp 〜 image0010.bmp ファイルが作成されます。
※スクリプトの詳細については、オンラインヘルプを参照してください。