可視化メソッド 流跡線、流脈線の表示方法を知りたい。

対処方法

  • 流跡線
    流れ領域内の任意の点から発射された1つのパーティクルトレーサーの各時刻における位置を結んだ線(注目トレーサーの「軌跡」)。
  • 流脈線
    流れ領域内の任意の1点から、連続的にトレーサーを発射する。その状態の“ある時刻(時間が停止した状態)”においてトレーサー同士を結んでできる線。

MicroAVS では「パーティクル・トレース」メソッドを使用して“流跡線”、“流脈線”を可視化できます。

時系列のステップ毎にベクトルが変化する(非定常流)データに対して「パーティクル・トレース」メソッドを適用した場合、パラメータ操作パネルに[時系列パーティクル]チェックが表示されます。このチェックをONにすると、時系列で変化するベクトルに従ってパーティクルを飛ばす事ができます。

この状態からパラメータを調整する事により“流跡線”“流脈線”どちらかの表示を行います。

流跡線の表示

※Ver.13.0以降で可能です。
[時系列パーティクル]にチェックが入った状態で[軌跡表示]チェックをONにして下さい。

この状態でパーティクルの再生ボタンをクリックすると、パーティクルの軌跡として白い線が引かれます。これが流跡線となります。
([時系列パーティクル]にチェックを入れていない場合、パーティクルの軌跡は“流跡線”ではなく“流線”となります)

流脈線の表示

※Ver.9.0以降で可能です。
[時系列パーティクル]にチェックが入った状態で[粒子の発生間隔(ステップ)] スライダーの数値を "1" にして再生して下さい。パーティクルが毎ステップ射出され、その連なりが流脈線となります。なお、この際パーティクルの発生場所は少なめにして下さい([X分割数]、[Y分割数]で調整)。異なる場所からのパーティクルが重なると、流脈線が見辛くなる可能性があります。
([時系列パーティクル]にチェックを入れていない場合、パーティクルの連なりは“流脈線”ではなく“流線”となります)


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