データの読み込み NULLデータは使えますか?

対処方法

MicroAVSではNULL値を持つデータに対し、NULL値にあたる部分を可視化しないようにする処理が可能です。

パラメータ操作パネルの[構造型データの読み込み]または[非構造型データの読み込み]メニューの中に[NULL/最小/最大の設定]があります。

全成分に共通のNULL値を設定する場合は、[全データの設定]にチェックを入れ、下にあるボタンをクリックします(上図(2))。
表示されるダイアログ(上図(3))の[NULL値]にNULLとなる値を入力し、その左にある[有効]チェックをONにすることで、NULL値にあたる節点が非表示となります。
特定成分値だけにNULL値を適用したい場合は、[データ毎の設定]にチェックを入れ、表示される成分名のボタンをクリックして設定します(上図右下)。
※この設定方法は、UCDの要素中心データに対しては適用できません。

UCDバイナリフォーマットにおけるNULL値設定

UCDバイナリフォーマットでは、ファイル定義時にNULL値設定を仕込むことができます。この場合、ファイルを読み込んだ直後に(上記操作をしなくても)NULL値処理が反映された状態で表示されます。また、要素中心データに対しても適用できます。
UCDバイナリフォーマットについては、ヘルプの[あなたのデータは?]→[非構造格子型データ(バイナリ)の書式]を参照して下さい。“NULLデータ設定フラグ”を1にすると、“NULLデータ値”で設定された値を持つ節点や要素が非表示となります。


MicroAVSお問い合わせ窓口
MicroAVS評価版ダウンロード