UCD (*.inp) データファイルの 『各成分の構成数』 行をチェックしてください。この行はそれぞれの成分がいくつの成分から構成されるか」 を記述します。
AVS/Express の場合、ここでスカラー成分かベクトル成分かを区別して定義することができますが、MicroAVSの場合はベクトル成分であってもスカラー成分に分解して定義する必要があります。
具体的には 『成分数を記述した後ろに “1” を成分数だけ繰り返す』 という記述を行います。
例えば、各節点に 『温度、速度(U,V,W)、圧力』 といったスカラー成分2つ、ベクトル成分1つの 3 種計 5 成分を定義する場合の UCD (*.inp)データファイルの 『各成分の構成数』 行は以下のようになります。
AVS/Express で読み込ませる場合
5 1 3 1
MicroAVS で読み込ませる場合
5 1 1 1 1 1
※ AVS/Express では、上記 MicroAVS 記述の UCD ファイルも読み込めます。