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分野別の課題

SOLUTION CASE

有機・ペロブスカイト太陽電池の特性評価技術

太陽電池の課題

太陽電池の市場は拡大しており、また、太陽電池にはさらなる効率向上や耐久性向上などが求められています。
性能向上のためには、太陽電池を解析し、性能に影響を与えている原因を調査する必要があります。
例えば、太陽電池内にはトラップ、電極との界面の障壁、シャント抵抗が存在する場合や、材料の移動度が低下する場合があり、これらが原因で太陽電池の性能が低下することがあります。
しかし、これらのどれが起こっているか調査することは困難です。

この資料について

性能が低下した場合、原因を推定するための様々な測定手法があります。しかし、測定手法によっては、同じような測定結果が得られることがあります。例えば、光を照射して電圧電流特性を測定すると、ランジュバン再結合定数が大きい場合(光により発生した電荷が再結合して消滅しやすい状態)も深いトラップがある場合も、開放電圧が小さくなり、曲線因子(Filling Factor)も小さくなるというシミュレーション結果が得られております。
一方、TPC(過渡光電流)を測定すると、深いトラップがあると電流のオーバーシュートが見られるが、ランジュバン再結合定数が大きい場合は見られないというシミュレーション結果が得られております。
このため、複数の解析手法を組み合わせて太陽電池の状態を解析することが重要となります。
本資料では、Fluxim社が紹介する様々な測定手法に対し、トラップ、移動度、電極との界面の障壁、シャント抵抗などがあるとどのように測定結果が変化するかを紹介しています。

なお、Paiosは太陽電池、特に有機薄膜太陽電池やペロブスカイト太陽電池の測定に適しており、性能向上を検討するための解析に役立ちます。この資料では様々な解析手法を紹介しておりますが、全てPaiosで実施可能です。
※ダウンロードできる資料は、https://www.fluxim.com/measurement-techniques-perovskite-solar-cells の内容を日本語化したものです。

資料サンプル

本資料をおすすめ

  • 太陽電池を研究開発されている方
  • 有機デバイスの測定手法と測定結果の解析にご興味のある方

※内容の詳細は、下記ボタンより資料ダウンロード頂けます。

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