ANSYS EKM (Engineering Knowledge Manager)

ANSYS EKM

製品開発工程におけるCAE利用率は年々高まっています。これまでは試作に頼っていたような製品でも、シミュレーションを行う企業が増えてきました。 当然、CAEを扱う人数や、利用されるソルバーの数も増加し、結果的に解析関連のデータは増える一方です。

解析データや解析プロセスは、それ自体が重要なエンジニアリングデータを含んでいます。これらを適切に共有・活用していくことは大きな課題となります。 このような課題のソリューションのひとつとしてSPDMというコンセプトがあります。SPDMとは、Simulation Process & Data Managementの略称で、シミュレーションのプロセスとデータを管理することを意味します。

ANSYS EKMは、そのSPDMを実践できるツールです。このツールは、過去のデータの有効活用、解析プロセスの管理、解析技術の共有化、CAEの一元管理などを可能にし、より効率的な製品開発の実現に大きく貢献します。 SPDMの概念についてはEKM特設サイトで詳しくご紹介しています。是非ご覧ください。

特長

ANSYS EKMは標準パッケージでのご利用から、お客様の環境に適用するようにご要望を組み込んだシステムでのご利用まで、幅広い規模でご利用いただけるSPDMのフレームワークです。

解析業務を効率化するためにANSYS EKMで実現する特徴的な項目として3軸・6項目・18要素のユースケースにて表現いたしました。

機能のご紹介

データの登録とインデックス化情報ハブ

解析関連のデータを一元管理できます。EKMが自動的にデータを識別して、検索の対象となるデータの作成日、作成者、解析タイプなどのメタデータを抽出します。

レポートの自動作成省力化技術伝承

登録された解析データからレポートを自動的に作成します。レポートは解析データのインデックスとして利用することが出来ます。

データの関連性の可視化確実性技術伝承

解析にどの材料データが使われているか、どのCADモデルをベースにしているかなどのデータの依存関係を表示することができます。

変更履歴の管理とロールバック安心・安全

データの変更部分だけが保存され、過去のデータに戻ることが出来ます。またデータにアクセスしている間は他のユーザーがアクセスや変更を出来ないように排他制御も可能です。

データの検索情報ハブ再利用

指定した文字が含まれるデータ検索や、AND検索、ファイル名・フォルダ名・データ登録時に自動抽出される情報からも検索可能です。

アクセス管理確実性安心・安全

ユーザーごとの解析データへのアクセス管理ができます。ユーザーのグループ作成が可能なため、ワークグループ、プロジェクト単位などでユーザーを管理することができます。各ユーザーの、アクセス時間、データ容量など使用状況を確認することができます。

解析プロセス管理確実性安心・安全

EKMは解析作業の工程をフローチャートで表示して、解析プロセスを可視化し管理することが出来ます。このワークフローには解析ジョブの投入や解析の承認タスクを組み込むことが出来ます。解析作業の進捗状況、作業履歴や担当者の確認もできます。また、解析終了時のメールによる自動通知など、ワークフローからメール機能を利用した情報のやり取りが可能です。

解析ジョブ管理省力化

簡単な操作で解析ジョブを計算サーバーに投入することができます。アップロードしたファイルから直接、バッチ型や対話型で解析の実行を指示できます。さらに投入した計算ジョブはリモート制御ができます。計算リソースの管理として、収束グラフのモニター、解析の実行状況の確認、ジョブのキャンセル、ジョブの削除などを集中管理できます。解析データの自動回収、自動削除にも対応しています。解析のログデータとして、解析に要した時間や使用した待ち行列(キューを表示できます。)

管理できるデータ

EKMは以下の解析アプリケーションのデータを自動認識します。

  • ANSYS
  • ANSYS Workbench
  • Fluent
  • CFX
  • Abaqus
  • Nastran

解析データだけではなく、CADモデル、Word Excel PowerPoint、PDF、画像ファイルなども管理することが出来ます。

稼働環境

・対応OS

主要なWindowsおよびLinuxに対応しています。詳細はこちらをご覧ください。

・その他スペック要件

CPU、メモリ、ディスク容量との推奨スペックはEKMの用途と利用人数により変化します。詳細はお問い合わせください。

導入事例

・明電舎様

明電舎様は研究開発の成果を「明電時報」という技報としてホームページで公開されています。2015年No.2通巻347号の中でEKMを含めたシステムを紹介されています。

明電時報 2015年 No.2 Vol.347(PDF)

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