CAE用語辞典 反復法 (はんぷくほう) 【 英訳: iteration method 】

反復法とは、初期推定値を計算し、収束するまで反復する処理によって解を得る方法のことです。このような方法を用いるソルバーを、反復法ソルバー(iterative solver)と呼びます。

反復法ソルバーではマトリクスの因数分解は必要なく、一般的には反復処理に必要なメモリーと時間は直接法ソルバーよりも少ないです。
ただし、反復法では解の収束が保証されず、受容できる解を得るために反復回数が増加して直接法のほうが速くなることもあります。

良条件のマトリクスでは、直接法ソルバーよりも計算時間が短くなることが期待できます。一方、悪条件のマトリクス(不安定なモデルや、ビーム/シェル構造など)では直接法ソルバーの利用が適切です。

※補足
反復法ソルバーにおける反復計算は、(非線形解析で用いる)ニュートンラプソン法の反復計算とは別物です。

ANSYSにおける取扱い

  • ANSYSは直接法ソルバー、反復法ソルバーのどちらも利用できます。

関連用語

直接法ソルバー


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