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コラム

DMARC管理に投資するべき10の理由

~正しい運用がビジネスの信頼性を守る~

DMARC管理に投資することが、ビジネスの信頼性を守り、メールセキュリティを強化するために欠かせない理由をご紹介します。


「また新しいITコストが増えるのか…」と考えてしまう方もいるかもしれません。予算が厳しい中で、新たな投資をするのは簡単なことではありません。
しかし、DMARCの正しい管理は、単なる費用ではありません。
それは、ビジネスの信用や、最も重要なコミュニケーション手段である「メール」のセキュリティに対する投資なのです。

長い時間と努力をかけて築き上げたブランドや信頼関係が、フィッシング攻撃一つで台無しになってしまう可能性があります。
それによって、多大な財務的損失や、ブランドの信頼性に深刻なダメージを与える可能性があります。

だからこそ、信頼できるDMARCベンダーと提携し、DMARCを正しく導入し、継続的に運用することが重要です。
ここでは、DMARC管理に投資するべき理由を10項目に分けて詳しくご紹介します。

1. 専門家に任せる安心感

DMARCの専門家は、SPF、DKIM、DMARCポリシーなどの知識を活用して、最初から正確な設定を行います。
これらの技術的な内容は、少しでも間違えると多大な手間とトラブルを引き起こす可能性があります。

例えば…

  • 専門用語や複雑な設定で迷ってしまう
  • 自分で対応して問題を解決しようとして失敗する

こうした状況を避けるためにも、専門家の手に任せることが効果的です。
また、専門家は最新のセキュリティトレンドにも精通しており、新たな脅威に対して適切に対応できます。

2. ミスによるコストを削減

DMARCを正しく管理できていない場合、次のような問題が発生するリスクがあります

  • 正当なメールがスパムに分類される
  • ドメインがブラックリストに登録される


これらのエラーを修正するには時間と費用がかかります。
さらに、ビジネスチャンスを逃したり、顧客に迷惑をかけたりする可能性もあります。
専門家による正しい管理は、こうしたリスクを未然に防ぎ、結果的にコスト削減に繋がります。

3. 時間と労力を節約

自分でDMARCを管理しようとすると、膨大な時間が必要です。
例えば、DMARC、SPF、DKIMの仕組みを理解しようとするだけで何時間もかかるかもしれません。

一方で、専門家に任せれば迅速かつ正確に設定してくれるので、その時間を本業に集中することができます。
また、最初からミスが少ないため、修正作業にかかる時間やコストも減らせます。

Alexander García-Tobar, Valimail CEO

「DMARCの導入は、最も高いROI(投資対効果)を実現するソリューションの一つであることが結果から明らかになっています。
ただし、エンフォースメントを確実に行い、そのプロセスを自動化することが重要です。
そうでなければ、DMARCの運用は複雑で負担が大きくなる可能性があります。」

4. セキュリティの強化

DMARCを適切に設定することで、なりすましやフィッシング攻撃を防ぐことができます。
これにより、以下が実現します

  • 自社をかたるなりすましメールから顧客や取引先を保護
  • 自社のブランドや評判を守る


フィッシング攻撃による被害は、顧客との信頼関係を壊すだけでなく、長期的なビジネスの成功にも悪影響を及ぼします。
DMARC管理を通じて、こうしたリスクを最小限に抑えることができます。

5. ブランドの信頼を守る

財務的な損失は後から取り戻せることがありますが、一度失ったブランドの信頼を回復するのは非常に困難です。
フィッシング攻撃で顧客が被害を受けると、ブランドイメージが大きく損なわれる可能性があります。
DMARCを正しく管理することで、こうした攻撃を未然に防ぎ、ブランドの信用を守ります。

6. 継続的な監視が可能

DMARCは一度設定して終わりではありません。
継続的にレポートを監視し、新たな脅威に対応していく必要があります。

<専門サービスの利点>

  • 定期的なモニタリング
  • 必要に応じたポリシーの微調整
  • 新しい送信元やセキュリティリスクへの迅速な対応

7. 業界基準と規制に対応

金融業界やその他の分野では、メールセキュリティの規制がますます厳しくなっています。
たとえば、PCI DSS 4.0では金融業界の企業に対してDMARC準拠が義務付けられます。
さらに、Google・Yahoo・Microsoftといった主要なメールプロバイダーも、
送信者に対してDMARCを活用した安全なメール送信を求める厳格なガイドラインを策定し、適用を進めています。

<専門家に任せるメリット>

  • 業界基準を満たすポリシー設定
  • 規制違反によるペナルティを回避
Kelvin Nair, MoneyLion ITサービスディレクター

「DMARCのエンフォースメントを目指す方々にとって、徹底した調査フェーズの重要性を十分に強調することはできません。初期段階で正当なシステムを特定することが、混乱のないスムーズな移行の鍵となります。同様に重要なのが、迅速かつ支援的なカスタマーサポートチームの存在です。
Valimailのタイムリーな支援とトラブルシューティングは非常に助けになりました。」

8. メールの到達率を向上

DMARCが適切に設定されていないと、正当なメールがスパム扱いされる可能性があります。
一方で、正しい設定がされている場合、メールの到達率が最大10%向上する可能性があります。

9. トラブル時の迅速なサポート

問題が発生したとき、すぐに対応できるサポートチームがいるのは心強いものです。
DMARC専門サービスを利用することで、トラブルが起きた際に迅速かつ正確な対応を受けることができます。

G2認定ユーザー(医療・ヘルスケア業界)

「Valimailのサポートは、導入時から契約期間中を通じて本当に素晴らしいものでした。DNSやM365の設定について、すべてのステップを丁寧に案内してくれました。“Reject”ポリシーを適用する段階に到達するまでは少し時間がかかりましたが(すべてのメールを正確に把握するためには当然のプロセスです)、“Quarantine”ポリシーの段階でも、Valimailは受信したメールの90%以上をスパムや悪意のあるメールとしてブロックしてくれました。

その結果、スパムメールをほとんど受信しなくなりました!メールを利用するすべての企業にとって必須のソリューションです。評価は文句なしの星5つです!」

10. 成長に対応した柔軟な管理

企業が成長すると、新しいドメインやメールサービスが追加されることがあります。
専門家のサポートを受けることで、こうした変化に対応したポリシー設定が可能になります。

<Valimailのユーザー事例>
Valimailを利用している企業は、スタートアップから大企業へ成長する過程で一貫したDMARC管理を実現しています。

Kip Borie, Reputation社 インフラITマネージャー

「Valimailは、スタートアップからグローバル企業に成長する過程において、私たちを守るためのスケーラブルなソリューションを提供し、その将来性を証明しました。
設定が非常に簡単で、導入以来、DMARCのエンフォースメントステータスを維持し続けています。」

ValimailでDMARC管理を始めよう

DMARCの管理は、IT部門のタスクリストの「ただのチェック項目」ではありません。
それは、ビジネスの信用を守り、最も重要なコミュニケーション手段である「メール」のセキュリティを確保するための重要なステップです。

Valimailは、世界クラスの自動化ソリューションを提供し、SPFやDKIMの手動設定を必要とせず、継続的なDMARCエンフォースメントを実現します。
Valimailなら、信頼できるメール環境と効率的な運用が手に入ります。

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DMARCの正しい運用が、ビジネスの成功とセキュリティの鍵になります。

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