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バッテリー統合開発環境の構築
~バッテリーの熱マネジメント解析~

概要
次世代の自動車開発においてバッテリーは駆動エネルギーとして非常に重要なコンポーネントであると同時に、如何に使うかという、マネジメントも同時に重要となってきています。設計開発に必要となる要素技術として、電気/化学/熱/制御/パワーエレクトロニクスなど多岐にわたる技術が複雑に絡み合う領域を対象にしなければなりません。また、非常に詳細な電極反応から、自動車システムなど、その解析対象や精度(粒度)に関してもダイナミックレンジが非常に大きな対象です。この例では、幅広いバッテリーの設計開発に対し、まずセルからの発熱と、パック状態での温度分布の最適化を試みた例を示します。
ソリューション
ここではまず、バッテリーセルからの発熱と、バッテリーパック内のセル配置による温度分布を解析し、セルの寸法と配置を設計変数に、温度分布を最適化した例を示します。今後、「Level Ⅱ:ドライブ回路,制御設計まで含めたシステム解析」・「Level Ⅲ:公差解析へと,更なる設計解析技術の拡大」へのつながります。
Level Ⅰ:バッテリ(セル/パック)などのコンポーネント解析

効果
- 等価回路を用い、取り扱いが容易なバッテリーモデルを採用できます。
- セルの形状、配置をパラメトリックに変更することが可能です。
- 最適化解析により、設計変数を自由に変えたときの温度分布を容易に得ることが可能です。
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