CYBERNET

分野別の課題

暗号化レンズデータを用いた迷光・撮像シミュレーション

知財を守ったデータ提供を実現

解析概要

光学設計においては、レンズメーカーが外部の協力会社や顧客にレンズデータを提供し、そのレンズデータを含んだシステム全体のシミュレーションを行うことが一般的です。
これにより、設計段階から光学性能を確認でき、試作に進む前に問題を洗い出すことで開発を効率的に進めることができます。
しかし、レンズの形状そのものはメーカーの知的財産であるため、外部にデータを提供する際にはレンズ形状を秘匿しつつシミュレーションを行えるようなデータ形式で提供できることが求められています。

Ansys Zemax OpticStudioやAnsys Speosを使用することで、レンズ形状を秘匿したままレンズデータの提供・シミュレーションを行うことが可能です。

本事例では、Ansys Zemax OpticStudioを用いて設計したレンズデータを暗号化する手法と、Ansys Zemax OpticStuidoとAnsys Speosを連携させた暗号化済レンズデータを用いた迷光解析・撮像シミュレーション手法をご紹介します。
この手法を用いることで、レンズの設計情報を非公開のまま、光線追跡・迷光解析・撮像シミュレーションを実現できます。
これにより、外部パートナーや顧客に安全にデータを提供しつつ、高速かつ高精度な解析が可能となり、知的財産の保護と効率的な開発の実現につながります。

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