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分野別の課題

SOLUTION CASE

Speosラジオメトリック(赤外放射)ソリューション

赤外線によるセンシング技術

赤外線センシングの市場は拡大の一途をたどっています。衛星・無人飛行機・ドローンなどで使用される検出システム、監視カメラによる防犯システム、生体や指紋による個人認証システムなど、幅広く使われています。特に、昨今のコロナ禍においては、赤外線を利用した、非接触で検出できるデバイスが重宝されています。
赤外線センシングで捉えている赤外線は、その波長帯により大きく2つに分けられます。近赤外線は、物体に照射し、その反射や透過を見て暗闇でも撮影することを可能にしたり、吸収する波長の違いを利用して非破壊検査に用いられたりします。
遠赤外線は、物体表面の温度に起因して放射されるので、物体の温度や生物の存在を確認することを可能にします。

Speosによるラジオメトリック(赤外放射)ソリューション

赤外線検出するデバイスや光学系では、材料、照明、熱の影響が、可視域とは異なるふるまいを見せ、赤外線特有の仕様が求められます。また、熱により物体から放射される赤外線がノイズになるなど、考慮すべき要因は複雑で多岐にわたります。
Speosは可視光だけでなく、近赤外光、遠赤外線システムのシミュレーションと最適化も可能にします。実際には実現が困難であったり、コストがかかりすぎたりするさまざまなテスト条件を仮想的に再現することができます。
今回ご紹介するラジオメトリックソリューションでは、鏡筒自身が熱源となることで、検出信号に対するノイズとなる放射の影響を解析・調査する事例や、具体的に利用されているデバイスの使用例として、地上システムのフロントカメラ、衛星、海上輸送セキュリティ、人命捜索と救助、ナイトビジョンゴーグルについて、シミュレーション事例を掲載しております。

熱源の設定例

赤外線デバイスにおけるシミュレーション事例

資料サンプル

本資料をおすすめ

  • 赤外線カメラ、サーモグラフィカメラなどを開発されている方
  • 赤外線機器の開発で技術課題をお持ちの方
  • 熱源を発光源として解析したい方

※内容の詳細は、下記ボタンより資料ダウンロード頂けます。

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