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低消費電力ディスプレイ設計のためのソフトウェア Opixs

ディスプレイの消費電力削減と色表現の最適化を同時に実現

ディスプレイ技術がますます複雑化している昨今、消費電力を低減するため設計段階でディスプレイの色域も考慮した上で、各サブピクセルの発光効率や色度のターゲット、配置や構造を決定する必要があります。
Opixs は、Fluxim 社が開発した 次世代ディスプレイ向けシミュレーションソフトウェアです。Opixs を活用することで、各サブピクセルごとの消費電力やディスプレイ全体の電力消費と色再現性を定量的に解析・最適化することが可能です。設計段階でこれらを考慮しておくことで、その後の手戻りを圧倒的に削減することができます。また、TurboLED(R)のような今までにないピクセル構造を採用した際に、どの程度消費電力を低減できるか評価することも可能です。

  • 様々なサブピクセル構成(RGBW、Stacked RGB、QD-OLED など)、今までにないサブピクセル構成を検証する
  • ディスプレイの消費電力予算を最適化し、モバイル機器のバッテリー寿命を延ばす
  • ピクセルレイアウト・色度変更が効率や色域に与える影響を定量評価する
  • 環境負荷低減やサステナブル目標の達成をサポートするため、目標の消費電力となるピクセルレイアウトや効率・色度のターゲットを決定する

エネルギー効率を重視するモバイルディスプレイから、高輝度・広色域を求められる大型パネルまで、幅広い用途に適用可能です。
新しいサブピクセル配置の探索、省電力化、広色域化、OLED 寿命延長目指すエンジニア・研究者にとって、設計工程を支える強力な開発ツールです。

特長

各サブピクセル特性から、実際の画像を表示させたときのパネル消費電力、各サブピクセルごとの消費電力解析が可能

Opixsでは、各サブピクセルのJVL特性と配置(各サブピクセルが占める割合)の設定をGUI上で行うと、サブピクセルごとの消費電力の分布や、実際の画像コンテンツにおいて色度図上のどの領域が表示されているかなどの解析が可能です。さらにディスプレイ全体の消費電力・各ピクセルの消費電力分布も計算されます。これらの解析結果を利用して、サブピクセル配置の最も効率的な構成を決定します。最終的に設定した複数のサブピクセルレイアウトそれぞれに対してバッテリー寿命を予測することもできます。

このように、ディスプレイ設計の初期段階で「どの配置が最も効率的か」を定量的に比較でき、その後の手戻りを大幅に減らすことが可能です。

多様なサブピクセル構成をサポート

本ツールはディスプレイ設計・開発のイノベーター向けに構築されており、サブピクセルレベル、ピクセルレベル、画面レベルと様々な粒度でディスプレイの電力・色特性をシミュレーションすることができます。
特にサブピクセルは幅広い構成を網羅しており、例えば以下のような構成に対応しています。

  • RGB
  • RGBW
  • 白+CF(RGB)
  • タンデムRGB
  • QD-LED
  • TurboLED(R)などのカスタムレイアウト

さらに、サブピクセルは横方向と水平方向に配置できます。
各サブピクセルに輝度、色域、電力の間でトレードオフが見られる場合、可視化し、評価できるようにします。

物理モデルによる精緻な電力・色再現解析

Opixs の解析エンジンは物理モデルを中核としており、サブピクセルの JVL(電流‐電圧‐輝度)特性、各サブピクセルが占める割合や色座標 といったユーザー定義パラメータを入力することで、ディスプレイの動作を高精度に再現します。
このモデルにより、

  • 4画素以上ある場合の最も効率的なサブピクセルの組み合わせ
  • サブピクセル、ピクセル(各サブピクセルの合計)の電力消費のディスプレイ内分布
  • ディスプレイ全体の総消費電力と電力密度
  • 発光面積あたりの電力効率

 

といった計算を可能にしています。

さらに、設定したサブピクセルのレイアウト・構成において、各サブピクセルの輝度や消費電力の分布を計算し、全体の性能指標を算出します。サブピクセルタイプが4種類以上ある場合には、最小の電力となるよう発光させるサブピクセルを自動で導出し、節電効果を可視化できます。この機能は、発光効率と熱管理の両立が不可欠な microLED や OLED-on-glass といった次世代ディスプレイの設計に特に有効です。

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