2022年4月マイクロプラスチックのトレンド
マイクロプラスチックと言うと、皆さん海洋汚染などの環境問題を思い浮かべられると思います。Goldfireでマイクロプラスチックについて調べてみると、日本の公開公報では2018年までは年間10件未満でしたが、2020年には60件を超え、2021年では170件に達するといった具合に急増しています。
そこで、2018年以前の特許では、レンズや光学素子のような積極的な使用が主題であり、 「マイクロプラスチック問題」に言及している特許は2017年と2018年にそれぞれ2件ずつしかありません。一方、2019年以降の特許を調べてみると、そのほとんどが環境問題に関連する内容となっています。これは海洋プラスチックでも同様な傾向が見られます。つまり、同じ言葉であっても、時系列でその内容が変遷していくことがあるということですね。当然内容だけではなく、その出願人すなわち関連プレイヤーも変遷していきます。
ドローンの特許も2016年から右肩上がりに急増しています。このように近年急増してきている特許は、言葉の意味や捉え方が変わってきていることが推測されます。このようなケースでは、時系列を区切って調査することで、その変遷やトレンドを探ることができます。
Goldfireは優れた検索機能を持っていますが、皆さんの目的は検索ではなく調査や分析かと思われます。例えば特許のトレンドを調べたい場合、Goldfireにはトレンド分析ボタンは付いておりませんので、トレンド分析する際のGoldfireの活かし方を工夫する必要があります。弊社コンサルタントは、そのような実務での活用方法をご提案させていただいておりますので、是非ご相談ください。
なお、当コラムのバックナンバー「文章で検索するということの意味」でもドローンについて触れておりますので、参考にしてみてください。
Goldfireとは?
イノベーションをより「起こしやすく」する。Goldfireは、そんな環境を構築できるソフトウェアです。普段気づかない知識を知りたい・他業種での利用方法や技術情報を知りたい・原因特定や問題解決を効率よく行いたい・培った技術や知識を組織内で幅広く共有したい、こんなお悩みをお持ちの方はまずはGoldfireの製品紹介のページをご覧ください。
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