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ソリューション

設計データを管理するPLMから、設計判断の根拠までつなぐPLMへ

規格・要件と設計情報をつなぎ、変更に強い製品開発を実現

製品開発では、CADデータや図面、BOMだけでなく、その設計の前提となる規格・法規制・顧客要求・社内基準など、さまざまな情報を考慮する必要があります。
一方、こうした規格や要件は文書や個別システムで管理されることも多く、設計データとの関係が十分に整理されていないと、「なぜこの仕様になっているのか」「要件が変更されたら、どの設計に影響するのか」を確認するために、多くの時間が必要になります。PLMで設計データを一元管理していても、その背景にある規格や要件とつながっていなければ、設計判断の根拠や変更による影響範囲を把握することは容易ではありません。

本ソリューションでは、PLMソフトウェア 「Windchill」 に規格・要件情報を連携することで、PLMの活用範囲を設計データの管理から「設計判断の支援」へ広げます。これにより、規格・要件と設計情報の関係を明確にすることで、変更による影響範囲の把握やレビューの効率化、設計判断の根拠共有を支援します。

こんなお悩み・課題はありませんか?

製品開発では、規格や顧客要求、社内基準などから導かれるさまざまな要件を、設計へ正しく反映していく必要があります。
一方、それらの情報が文書や個別システムで管理され、設計データとの関係が十分に整理されていないと、変更やレビューのたびに確認作業が発生します。

設計レビューのたびに、仕様決定の根拠となった文書や情報を探し直している

規格や要件が変更された際、どの製品・部品・図面に影響するのか確認に時間がかかる

設計と要件の関係が担当者の知識に依存しており、判断の経緯を共有しにくい

過去の設計判断やレビュー結果を活かせず、別案件などで同じ検討を繰り返している

解決コンセプト

設計判断の前提となる規格や法規制、仕様書、要求事項などの情報は、さまざまな部門やシステムで管理されています。設計の妥当性を確認し、その根拠を説明できるようにするためには、これらの情報を単に保有するのではなく、設計と結び付いた形で整理し、必要な場面で参照できるようにすることが重要になります。

Windchillが管理するCADデータ、図面、BOM、変更情報と、Engineering Workbench/Accuris Threadが扱う規格・要件情報を関連付けます。これらの情報をWindchill上の製品・部品・図面などの設計情報とつなぐことで、設計の「成果物」と「根拠」を一連の情報として確認できる環境を構築します。

設計情報を管理する基盤(PLM:Windchill)

Windchillは、CADデータや図面、BOM、変更履歴など、製品開発に関する情報を一元的に管理するPLMソフトウェアです。製品構成や設計変更を管理する基盤に、規格・要件とのつながりを加えることで、PLMの活用範囲を「設計データの管理」から「設計判断の支援」へ広げます。

規格情報を提供するプラットフォーム(Engineering Workbench)

Engineering Workbenchは、世界中の工業規格や技術情報を検索・参照するためのプラットフォームです。規格検索、改定通知、版比較、特定箇所へのリンクなどを活用することで、設計・開発に関わる部門が、必要な規格情報を効率よく確認・共有できます。

※詳細はこちら

要件情報を整理・構造化する仕組み(Accuris Thread)

Accuris Threadは、規格や仕様書などの文書から要件を識別・抽出し、構造化して扱うためのソリューションです。文書の中に埋もれていた要件をデータとして扱い、設計情報と関連付けることで、要件から設計までのトレーサビリティを構築します。

お客様の導入メリット 設計判断の質を高め、開発全体の確実性を向上

ここまで説明してきたように、本ソリューションでは、規格・要件と設計をつなぎ、設計判断の根拠となる情報を活用できる環境を実現します。
これにより、設計プロセスにおいて以下のような効果が期待されます。

設計業務の効率化

設計に必要な情報を探す手間が軽減され、設計プロセスの中で自然に確認できるようになります。

  • 規格や要件の確認にかかる時間の削減 
  • 設計レビュー時の確認作業の効率化 

手戻りの削減

規格や要件を踏まえた設計を進めることで、後工程での設計変更や修正の低減につなげます。

  • 規格対応漏れの低減 
  • 要件との不整合の低減 

設計品質の向上

設計判断の根拠が明確になることで、設計の妥当性を確認しやすくなり、設計判断の妥当性と説明性を高めます。

  • 根拠に基づいた設計判断の実現 
  • 設計内容の一貫性向上 

情報共有とナレッジ活用の促進

設計判断の背景となる情報を共有できることで、組織としての知見の蓄積と活用につながります。

  • 設計意図の共有 
  • 過去の判断内容の再利用
  • 技術継承の促進

設計データを管理するだけでなく、その背景にある規格や要件といった情報をあわせて活用することで、設計判断の質を高めることが可能になります。
本ソリューションは、設計結果だけでなく、その根拠までをつなぐことで、開発全体の品質と確実性の向上を支える基盤として活用できます。

PLMの活用範囲を「設計の根拠」まで広げる

PLMに蓄積された設計の「結果」に、その背景となる規格や要件をつなぐことで、PLMは設計データを管理する基盤から、設計判断を支える情報基盤へと活用範囲を広げることができます。

「自社の開発プロセスでは、どの情報をPLMにつなぐべきか」
「規格や要件の変更を、どのように設計変更へつなげられるか」

サイバネットでは、お客様の現在のPLM運用や設計プロセスを踏まえ、規格・要件情報を活用し、PLMの活用範囲を広げるソリューションをご提案します。

ものづくりのDX推進を任された現場担当者の悩み・課題

デジタルスレッドを実現するPLMソリューション

デジタルスレッドの実現でお客様が得られるメリット

開発プロセスの見える化とトレーサビリティ強化で実現する“無駄ゼロ開発”

デジタルデバイス履歴記録(e-DHR)管理ソリューション~品質管理の強化と規制対応の効率化~

SaMDに適応したアプリケーションライフサイクル管理ソリューション ~要件・リスク管理を統合し品質とスピードを向上~

ハードウェアとソフトウェアの開発連携で実現する全体最適化ソリューション ~部品構成から要件・テストまで連携:手戻りと品質リスクを最小化~

製品の使用状況を把握し、サービス高度化を支援

自動車業界向け ASPICE適応を効率化するアプリケーションライフサイクル管理ソリューション

設計と解析の連携で実現するスピーディな設計判断 ~設計変更の手戻りを防ぎ、開発リードタイムを短縮~

工場のデータをリアルタイムで分析し、設備の故障を予知!予知保全ソリューション

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