
CAEの履歴が追えない企業に共通する“PLMの穴”とは?
PLM×SPDM連携
PLM
*この記事でわかること:PLMで設計を整えても解析(CAE)の根拠が分散する理由と、SPDM連携で設計変更×解析結果の追跡性を高める考え方。
設計データのPLM管理に注力する一方で、解析(CAE)のデータや判断根拠は、案件フォルダや個人領域に散らばったまま——。
こうした“分断”があると、不具合発生時や設計変更の度に根拠となる解析ファイルが見つからない、見つかったとしても「どの結果が使えるのか」「再計算が必要か」の判断ができないといったことが発生します。
この“分断”こそが、タイトルでいう「PLMの穴」です。つまり、設計変更(版・構成)と、それを根拠づける解析ケース(条件・結果)が同じ文脈で追えない状態を指します。
本稿では、PLMとSPDMを“どちらが上位か”ではなく、役割分担と連携という観点で整理し、設計変更と解析結果のトレーサビリティ(追跡性)を高める考え方をまとめます。なお、製品や運用は企業ごとに異なるため、ここでは一般的な論点として整理します。


