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データ分析の流れ
製造現場では、「不良が出ているが原因が分からない」「対策が後手に回る」といった課題がよく見られます。BIGDAT@Analysisを活用することで、こうした課題に対し、現場主導でデータ分析を進めることが可能になります。
ここでは、不良品の「要因分析」をテーマに、BIGDAT@Analysisを活用したデータ分析の流れをご紹介します。
データ分析の流れ5ステップ

1.データの収集
まずは、分析に必要なデータを集めます。
製造データには、設備の状態や製品品質に関するさまざまな情報が含まれています。
例えば、以下のようなデータが対象となります。
- 温度・圧力・振動などのセンサデータ
- 製造条件(速度・時間・設定値)
- 検査結果(良品/不良品)
重要なのは、正常な状態と不良状態を区別できるデータを揃えることです。 どのデータが原因に関係しそうかを考えながら収集することが、分析の第一歩になります。
2.データの投入
収集したデータを、BIGDAT@Analysisに取り込みます。
データはCSV形式などでまとめて読み込むことができ、特別な準備は必要ありません。複数のデータをまとめて扱うことで、全体の傾向を一度に把握することができます。
また、必要に応じて簡単な前処理(不要データの除去や整理)を行うことで、より分析しやすい状態に整えます。
3.データの可視化
次に、データを可視化します。
BIGDAT@Analysisでは、多数のパラメータを含むデータを2次元のマップとして表示します。
似ているデータは近くに、異なるデータは離れて配置されるため、直感的に以下の状況を把握することができます。
- データのまとまり(クラスタ)
- 異常なデータ(外れ値)
- 良品と不良品の違い
グラフや数値だけでは分かりにくかったデータの特徴・構造、分析の難易度が、 “見て分かる”状態になるのが大きなポイントです。

不良データには類似性があり、分析できる

不良データには類似性がなく、今のままでは分析は難しい

同じ不良であっても、要因が異なるため、分けて分析すべき
4.要因分析
可視化されたデータをもとに、不良の要因を分析します。 例えば、不良品のデータに着目すると、以下のような違いが見えてきます。
- 特定の領域に集まっている
- 良品とは異なる分布をしている
さらに、その領域に含まれるデータの特徴を確認することで、
「どのパラメータが影響しているか 」
「どの条件で不良が発生しているか」
を明らかにすることができます。
実際の分析では、グラフを見ながら、現場の知識と照らし合わせて原因を絞り込んでいきます。
5.改善・監視
分析結果をもとに、改善施策を検討・実行します。
例えば、「不良が発生しやすい条件を避ける」、「良品となる条件範囲に制御する」といった対策につなげることができます。
さらに、分析結果はそのまま監視にも活用できます。
新しく取得したデータを重ねていくことで、不良の兆候を早期に検知し、異常な傾向をリアルタイムに把握といった運用も可能になります。
これにより、「不良が出てから対応」から「不良が出る前に防ぐ」という運用へと変えていくことができます。
まとめ
不良品の要因分析は、専門的で難しいものと思われがちですが、実際には上記のようなシンプルな流れで進めることができます。
BIGDAT@Analysisを活用することで、これらのステップを専門的な知識やスキルをもった専任者で無くても、現場の担当者自身が進められる形で実現できます。まずは手元のデータから、分析を始めてみてはいかがでしょうか。
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