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セミナー・イベント

【特別セミナー】~未来へつなぐ北陸の技術~
公差x3Dデータを活用したものづくりセミナーin金沢

北陸地方は、古くからの伝統技術や職人技が根付く歴史深い地域です。ものづくりにおいても、工作機械、電子機器から金属加工など高度な技術が求められる産業分野において、設計開発から製造までを一気通貫で実施される技術力の高い企業が数多く存在します。

この秋、伝統と技術が融合する地域であるここ北陸にて、
「~未来へつなぐ北陸の技術~ 公差 x 3D データを活用したものづくりセミナー in 金沢」を開催いたします。

本セミナーでは、澁谷工業株式会社、EIZO株式会社、石川県工業試験場、株式会社アルパイン設計事務所をお招きし、

  • 3D データの活用による設計効率化と設計データを”組織知”として醸成するメリット
  • 公差解析の実施によって実現できるプロセスの合理化と新たな設計へのチャレンジ
  • 石川県にて公差解析を実施中の企業の現状と各社の取り組み

についてご紹介します。

新規製品の設計であっても、ロジカルに導き出された設計根拠をもとに自信を持って次の工程に進めたい設計者の方、設計ノウハウをデータとして次の世代へ、組織の資産としてしっかりと引き継いでいきたいとお考えの管理者の方はぜひ、本セミナーにご参加ください。多くの方のご参加をお待ちしております。

 

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開催概要

イベント名 ~未来へつなぐ北陸の技術~
公差 x 3D データを活用したものづくりセミナー in 金沢
対象者 - 設計/製造プロセスの精度向上、効率化等を担う管理者の方
- CAD を実務にて使用されている設計者の方
日時 2023年11月16日(木)
14:00~17:00 (受付開始 13:30)
会場 石川県地場産業振興センター(第5研修室 – 3F)
【会場へのアクセス】
定員 100名
※1社あたり5名様までの先着登録とさせていただきます。
参加費 無料 (Web からの事前登録制)
主催 サイバネットシステム株式会社

 

 

受講料
無料

日程・お申し込み

参加ご希望の日程をクリックしてください。申し込みフォームが表示されます。

※定員になり次第、または 11/14 (火) 午前10時に締め切らせていただきます。

 

お申し込みに関する注意事項

下記の場合には、セミナーご参加をお断りさせて頂く場合がございます。
該当のお客様には、セミナー開催日の前日までに別途メールでご案内をさせて頂きます。
ご理解の程お願い致します。
定員数に達した場合
最小催行人数に達しない場合
ベンダー様、競合企業様
個人でお申し込みのお客様

タイムテーブル・講演概要

14:00-14:20

開会のご挨拶 / 「公差マネジメントへの取り組み」のすすめ

サイバネットシステム株式会社
代表取締役社長 安江 令子
デジタルエンジニアリング事業本部 川上 博史

デジタル化やSDGs対応など、製造業を取り巻く環境は大きな分岐点を迎えている。品質を維持しながらもコストは削減、開発プロセスをより効率化して、革新的な製品をタイムリーに市場へ投入することが求められてきている。そのような中、ものづくりの現場で起きている問題点、とりわけ今回は「公差」にフォーカスし、3Dデータを活用した「公差マネジメントへの取り組み」を提案する。

14:20-14:55

石川県工業試験場が支援する3Dデータ活用デジタルものづくり

石川県工業試験場
機械金属部
部長 舟田 義則 様

消費者ニーズの多様化に伴い、製品開発サイクルは益々短くなり、超短納期での対応が求められている。こうした状況下で生産性を向上させ、確実に収益を確保するには3Dデータを活用したデジタルものづくりの構築が重要であるが、その普及は進んでいないのが現状である。そこで、基盤となるシミュレーション活用を促進する拠点を整備するなど、地域企業に対するデジタル技術支援について石川県工業試験場の取り組みを紹介する。

14:55-15:30

公差解析の導入と効果 設計者にもたらすメリットとは

EIZO株式会社
サステナブルデザイン&開発プロセス統括部 造形設計課
グループリーダー 奥田 昌大 様

公差解析は、製品の品質向上とコストダウンに欠かせない要素であるが、導入効果を示すのは難しい。本講演では、エクセルを使った公差解析、CETOL導入、使いこなしまで、当社が経験した課題と克服のための具体的なアプローチを共有する。さらに、ツール導入前に予想していなかった、設計者にもたらすメリットについても実体験を元に紹介する。

15:30-15:50

休憩

15:50-16:25

3次元公差解析を活用し 設計製造プロセスのトライ&エラーを削減

株式会社アルパイン設計事務所
代表取締役社長 角沢 栄二郎 様

今後、設計製造プロセスの効率化には3Dデータの活用(加工情報、構造解析、熱流体解析、機構解析)が必須である。当社では設計製造プロセスの効率化と生産性の向上を実現できる3次元公差解析に着目している。適切な公差設定によりトライ&エラーを削減し、設計期間を短縮する事が可能である。また、ベテラン技術者の持つ暗黙知(勘と経験)を可視化することで、若手の技術承継に繋がる事を紹介する。

16:25-17:00

公差設計で変える澁谷工業のものづくり

澁谷工業株式会社
プラント生産統轄本部 製薬設備技術本部
上席執行役員/本部長 宮崎 隆 様

図面に公差を与えることは設計思想を表現することに他ならない。特に部品点数が多い装置では、微調整を排除して組立効率を上げるためには極めて重要である。当社では、これまで経験則に基づいて行ってきた公差検討を、科学的で効率のよい方法に変えようとしている。当社のものづくり改革の起爆剤と位置づけるこの取り組みを具体的に紹介する。

※ご講演内容、当日のタイムテーブルは都合により変更になる可能性がございます。予めご了承ください。

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