Setfos 5.0 リリース情報
リリース時期:2019年7月
GUI
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シミュレーションを管理するワークスペースが追加されました。
- ワークスペースの中でシミュレーションの整理が可能です。
- フォルダの作成・シミュレーションファイルをドラッグ&ドロップでフォルダへ移動することが可能です。
- ドロップダウンメニューで別のワーキングディレクトリに移動することが可能です。
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複数のシミュレーション結果を比較することが可能になりました。
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ワークスペース内でCtrlキーを押しながらクリックして複数のシミュレーションを選択し、結果を比較することが可能です。
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デバイス構造・エネルギーダイヤグラムと光学・電気特性がリンクされました。
- デバイス構造の図にある層の名前をクリックすると、光学特性にジャンプします。(Layer Structureタブが開いているとき)
- エネルギーダイヤグラムにある層の名前をクリックすると、電気特性にジャンプします。(Layer Structureタブが開いているとき)
新機能の追加
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薄膜PLのシミュレーションを想定した、absorptionモジュールとemissionモジュールの組み合わせが可能になりました。
(absorptionモジュールとemissionモジュールが必要)
- 熱刺激電流(TSC)に必要な温度スイープのシミュレーションが可能になりました。
(absorptionモジュールとdrift-diffusionモジュールが必要)
- デバイス構造の最適化において、新しいアルゴリズムを採用しました。
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absorptionモジュールにおいても、量子ドット粒子のシミュレーションが可能になりました。
(absorptionモジュールとadvanced-opticsモジュールが必要)
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ペロブスカイト太陽電池やLEDなどのイオンデバイスに新しい可能性を提供します。
例えば、ペロブスカイト太陽電池での電圧上昇時と降下時のヒステリシスに関して、ス イープ速度を変えたシミュレーションが可能です。
(ペロブスカイト太陽電池のシミュレーションはabsorptionモジュールとdrift-diffusionモジュールが必要)