Setfos4.4 リリース情報
リリース時期:2016年9月
Drift-Diffusion
- エネルギーバンドダイアグラムの出力(sweepが無い場合)
- IMPS(強度変調光電流分光測定)のシミュレーション(サンプルファイル:SolarCell-IMPS.par)
- 新しく、implicit Runge Kuttaソルバが搭載されました。今まで在った Implicit Solverは、Implicit Eulerという名前になりました。
- implicit solverに対して適用するtime stepが導入されました。
- 電気的ドーピングの密度分布をインポートできます。(サンプルファイル:fullPerovskite-iv.par)
Light-Scattering
- 境界面のHazeの計算・出力
- 薄膜コーティングされた境界面(コンフォーマルコーティング)での散乱を扱えるようになりました。(サンプルファイル:Tandem-pero-si-rear-texture.par)
- 0°入射の透過散乱データから、完全なBSDFを見積もることができるようになりました。(サンプルファイル:Scattering-OLED-ImportTransmission.par)
- 定義済み形状の新しいタイプとしての円柱形状
Passive optics
- 新しい解析的分散モデル:Drude
- 複数の解析分散モデルの組み合わせも可能
- エリプソメトリ測定からnkを得る方法の例 (サンプルファイル:Alq3-find-d-nk-Ellipsometry-Spectral.par)
Absorption
- 太陽電池材質の内部量子効率(IQE)が設定できます(一定値あるいは波長依存)。(サンプルファイル:Tandem-perovskite-silicon.par)
- 光源の拡散設定(Scattringモジュールが必要) (サンプルファイル:polymer-OPV-Diffuse.par)
Emission
- 複数のインコヒーレント層を含めたScatteringと組み合わせて、モード解析が実行できるようになりました(サンプルファイル:Scattering-OLED-Mode.par)