Setfos 5.1 リリース情報
リリース時期:2020年8月
全体
- スイープ/最適化設定を無効にして保存したときでも、スイープなどのパラメータ設定が残るようになりました。
- Absorptionモジュール・Drift Diffusionモジュール・Emissionモジュールの組み合わせが可能になりました。
(過渡PLのシミュレーションを想定)
- 最適化ツールが改訂されました。
- Option の選択で、Global options と Local options にカテゴリが分かれました。
最適化において、Global Optimization と Local Optimization の組み合わせも可能になりました。
- 最適化の target が、結果として出力されるファイルの特定の列もしくは結果画面の特定のパラメーターから選べるようになりました。
Drift-diffusion
- 可動イオンに対するインピーダンス分光のシミュレーションが可能になりました。
- ディリクレ境界条件(ポテンシャル、密度、仕事関数)を適用する点を実際の界面位置に移動し、より適した方法になりました。
- Exciton タブにおけるGeneration Efficiencyが、Langevin、SRH、trap-trap、total から選択できるようになりました。
- エネルギーレベルのプレビュー画面において、トラップレベルも表示されるようになりました。
Advanced-Optics
- 散乱界面設定において、Linear grating array(断面が台形のパターンの繰り返し構造)がライブラリに追加されました。
Absorption
- 吸収プロファイルと生成プロファイルの取り扱いが改良されました。
Absorptionモジュールのみの時は励起子のGeneration profile の計算に IQEが使われ、Drift-diffusionモジュールと組み合わせた時は、励起子の Optical generation の計算にOptical generation efficiency の値が使われます。