製品情報

Phelos(フェロス)は、広範囲の角度に対して、OLEDの発光スペクトルを自動で測定します。
Fluxim社が有機エレクトロニクスや太陽電池に対して提供している研究開発ツールにおける新製品です。

測定データ

  • 効率の測定:EQE、Lm/W、Cd/A(luminous efficacy)
  • 角度ごとのスペクトル・色座標
  • IVL(電流電圧輝度)特性
  • 光ルミネセンス
  • 偏光

仕様

  • 角度範囲:±85°、分解能<1°
  • 波長範囲:360-880nm、分解能1.2nm
  • 偏光子とマクロEXTRACTOR(半球)レンズも含まれています
  • Spot Size:100μ-5mm

Phelosの特徴

  • Phelosによる測定とSetfosによるシミュレーションを簡単に統合可能
  • 放射スペクトルの角度変化から、エミッタ分子の向きと位置の導出
  • 実験とシミュレーションを組み合わせてデバイスの内部での振舞いを分析
  • 光学マイクロキャビティ放射モデルとの統合による測定結果のシミュレーション

適用例

Phelosは、OLEDのスペクトルを複数の角度で測定します。 OLEDの効率は、測定されたスペクトルを積分することで計算されます。
強度や色の角度変化と全体の効率が、外部積分球を必要とせずに一度に測定できます。 SetfosシミュレーションはPhelos制御ソフトウェアに統合されているため、発光ゾーンのエミッタの向きや空間位置などの内部デバイスパラメータを抽出できます。

角度に対してのs偏光およびp偏光の強度を分析することによって、単一のフィルムまたはエレクトロルミネセンスデバイスにおける発光分子の配向を、高精度の双極子放射シミュレーションによりフィッティングで求めることができます。 この抽出方法は、多くの文献で実証されています。 Phelosの測定は、ワンクリックで開始されます。 Phelosはスタンドアローンの測定器として、或いはPaiosの電気測定プラットフォームと接続して使用することもできます。