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委託事例

車載用カメラレンズの設計事例

~樹脂レンズを使用した光学設計~

ここでは、光学設計ソフトウェアAnsys Zemax OpticStudioを使用した、車載カメラ用レンズの設計についてご紹介します。

近年の車載カメラ用レンズの光学設計には、低コスト化のために樹脂レンズを使用することが当たり前となっています。しかし樹脂材はガラス材に比べ、温度による熱膨張や収縮、屈折率変動が大きいため、熱による光学性能の劣化が激しくなってしまいます。

本事例では、車載カメラ用レンズに樹脂レンズを使用する際の課題を解決できる光学設計事例をご紹介します。特に、温度特性を考慮せずに最適化を行った場合と、温度特性を含めて最適化を行った場合のデフォーカス特性比較を通じて、当社の設計能力の高さを具体的に示しています。

光学設計に関心のある方、車載カメラ用レンズの設計で課題を抱えている方、または技術的な刷新を目指している方におすすめの内容となっております。こちらの事例がお客様のプロジェクト革新の一助となりましたら幸いです。

図1. 車1台に搭載されるカメラレンズのイメージ

表1. 設計仕様:車載レンズ(アラウンドビュー用途)

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