CYBERNET


分野別の課題

SOLUTION CASE

デュアル輝度向上フィルムによる明るさの向上の解析

液晶ディスプレイの明るさの向上

液晶ディスプレイは今日の表示装置技術における基盤です。液晶ディスプレイは複数の層からなり、バックライトからの光の出力を複数の偏光子を組み合わせて制御しています。その中で、バックライトからの光の利用効率を上げるためにデュアル輝度向上フィルムという部品があります。偏光子を通過できない光を反射して拡散版に当てて、再度偏光子当てることで光を再利用しています。下図は一般的なノートパソコンのディスプレイの構造です。液晶ディスプレイの市場では、デュアル輝度向上フィルムを活用することで約60%ほど明るさが向上すると言われています。

デュアル輝度向上フィルムの再現

本事例では光学設計ソフトウェア Ansys Zemax OpticStudio のノンシーケンシャルモードでデュアル輝度向上フィルムによる光線の再利用を再現します。「ジョーンズ行列」と「デュアルBEF面」というオブジェクトで簡易的な液晶ディスプレイの偏光子とデュアル輝度向上フィルムをモデリングし、デュアル輝度向上フィルムの有無で偏光子を通過した後の光線の照度を比較します。

資料サンプル

本資料をおすすめ

  • 液晶ディスプレイの設計開発に携わっている方
  • 光の利用効率の向上についてご興味がある方

※内容の詳細は、下記ボタンより資料ダウンロード頂けます。

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