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サポート・マニュアル

FAQ64-bit Windows OS 上で MapleSim でシミュレーションを実行すると、rc=2エラーが表示される

詳細

下記のようなエラーメッセージが表示された場合、対象のMapleSimモデル とVisual Studio との内部処理における影響の可能性があります。

「(in DSN/RunSimulation) simulation setup failed, error given: unable to compile (rc=2), please try again, and if that fails verify your Windows compiler installation 」

「MapleSimにてVisual Studioをコンパイラとして利用しており、かつ、 階層が深いモデルを利用している」場合、Visual Studio における構文解析(パーサスタック) 処理の制限により、シミュレーション時にてエラーが出る場合があります。この場合、コンパイラを変更することで解決します。

対象製品/OS

  • MapleSim 2017以降
  • Windows 64-bit

対処方法

MapleSim 2017またはそれ以降のバージョンでは、ビルドインコンパイラ:LLVMが同胞されています。以下の手順で Mapleの launch.iniを編集していただくと、利用コンパイラをLLVMに変更でき、エラーを回避することが可能です。Maple/MapleSimを一旦終了させてから、以下の手順を行ってください。

以下、Windows 64-bit OS上に、デフォルトでMapleをインストールしているとします。この場合、インストールフォルダ内のbinフォルダは "C:\Program Files\Maple 2018\bin.X86_64_WINDOWS"となります。フォルダ部分は、ご利用のPCの状況に合わせて適宜読み替えてください。

コンパイラの変更手順

  1. C:\Program Files\Maple 2018\bin.X86_64_WINDOWSフォルダに移動します。
  2. テキストエディタを(例:メモ帳) を「管理者として実行」にて起動し、上記フォルダ内にあるlaunch.iniファイルを開きます。
  3. launch.iniファイル内に既に "compilersetup="の行がある場合は、その先頭行に"#"をつけてください。"#""以降の部分がコメント化されます。
  4. 入力例:
    #compilersetup="C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\VC\bin\x86_amd64\vcvarsx86_amd64.bat"

  5. 次の内容を最終行に追加して、ファイルを保存してください。 compilersetup=""

以上でコンパイラ変更は完了です。該当のMapleSimモデルを開いて、シミュレーションを行ってください。
上記設定でも解決しない場合は、以下の詳細手順に従って、最後に表示される出力結果のスクリーンショットを取得ください。

詳細の確認手順

  1. 次の方法で詳細を確認します。
    a) MapleSimを起動し、エラーが出ているモデルを開いてください。
    b) MapleSimの操作画面の左側にある [Appsとテンプレートを追加] タブを開きます。
    (画面左のアイコン をクリックします。)
    c) [テンプレート] → [ワークシート] をダブルクリックすると、「添付を作成」ウィンドウが表示されるので、チェックマークをクリックします(図1)。
  2. 図1:ワークシートテンプレートの起動


  3. 開いたワークシートにて、A:-MapleSim:-LinkModel(): と書かれている行にカーソルを移動させ、「Enter」キーを押して実行します。
  4. 続けて、以下の文字列すべてのコピー&ペーストを行い、「Enter」キーを押して、順に実行してください。

    infolevel[MapleSim] := 3:
    infolevel[ToExternal] := 5:
    A:-Simulate();

    A:-Simulate();」を実行すると計算が始まり、刻々と青色の行が出力されます。最終的にエラーが発生して終了するはずですので、最終行近くの以下のような箇所(赤色)を探してください。なお、上記にて<*****>は、具体的なユーザ名は、ランダムな英数字の文字を表します。以下は、デフォルトにてインストールした場合のエラー表示例となります。

    【A:-Simulate() コマンド実行後のエラー出力例】

    (略)
    SelectCompiler: Using compiler: msvc64
    (略)
    comp_proc: Return from 'ssystem' command: [2 cssXXXXXXXXXXXXX.c\nC:\\Users\\\\AppData\\Local\\Temp\\cssXXXXXXXXXXXXX.c(9988): fatal error C1026: XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX \n] Error, (in comp_proc) unable to compile (rc=2), please try again, and if that fails verify your Windows compiler installation
  5. msvcの文字およびC1026のエラー番号がある場合:
    上記の【コンパイラ変更手順】に従って、MapleSim のビルドインコンパイラ:LLVM に変更してご利用ください。

    msvcの文字およびC1026のエラー番号がない場合:
    結果出力のスクリーンショットを沿えて、技術サポートへお問合せください。

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