自動車用照明設計ソフトウェア
LucidShape(ルーシド シェイプ)
LucidShape とは
- LucidShapeは車両外部と内部の照明設計に特化されている設計、解析、評価ソフトウェアです。
- 光学設計、迷光解析、レンダリング、性能確認(配光分布、路面照射分布)、法規チェックなど、必要な機能が全て備わっています。
- LucidShapeは所望の配光を短時間で得ることが可能です。設計者が配光角度を入力すると、反射鏡やレンズの形状が変化するLucidShapeだけの固有のアルゴリズムを使用しているためです。
- LucidShapeは解析スピードが高速です。グラフィックボードを使用したGPUTrace機能により、CPUよりも高速に解析結果を取得できます。
- LucidShapeには人の目の効果も反映した、正確なレンダリング画像を作成する機能が搭載されています。

LucidShapeのインターフェース

リフレクタヘッドランプの配光分布解析
機能
光学面設計機能 Design(FunGeo)モジュール
- FunGeoは自由形状の反射面やレンズを設計するための強力なツール群です。
- 配光角度を入力すると、それに合った形状を出力します。複雑な自由形状設計に特化されています。
- 以下の設計を簡単な操作で行えます。
- シャープなカットオフラインを持つ配光パターンとなるリフレクターの設計
- 特定のビームパターンとなるリフレクターやレンズの断面の作成
- 自動車用プロジェクターランプの設計
- 曲線や面の近似や補間
-
照明設計解析ソフトウェアLightToolsでもご好評をいただいている自由曲面設計機能も搭載しています。実現したい光度分布を画像の形式で入力可能であり、指定領域の均一照射や図形・文字の投影などを高速に実現します。自由曲面設計機能の詳細はこちらから。
従来のランプ設計プロセスは「形状ベース」のため・・・
・形状設計には、仕様を満たしているが経験や勘が必要?!
・シミュレーションするまで結果がわからない?!
LucidShapeは光の広がりをパラメータにできます!



美麗なレンダリング Visualizeモジュール
- Visualizeは見栄えの評価をより便利に行えるようサポートするための強力なツール群です。
- カメラで撮影したような製品のイメージを確認できます。
- 部品と光源の間での全ての光の相互作用を反映することができるため、光の振る舞いを物理的に正しく再現します。
- 以下の機能を簡単な操作でお使いいただけます。
- 逆方向光線追跡により、短時間でのレンダリング画像の取得をサポートします。
- 人の目の効果を反映した画像処理を行えます。
- 周辺の環境を取り込み、光学系に映り込みを再現できます。
高速光線追跡 "GPU Trace"
- GPUtraceは、圧倒的な計算スピードを実現する新しいシミュレーション法です。
- CPUと同様のモンテカルロシミュレーションを、NVIDIA GPUのCUDAを使用した並列計算により、さらに高速にシミュレーション可能です。
その他機能
以下のような様々な機能がございます。
- C/C++のような言語で記述される独自のスクリプト言語を使用して、高速形状設計とカスタマイズ可能なインターフェイスを使用できます。
- CATIA、SolidWorks、Rhinoをはじめとする幅広いファイルフォーマットへの変換が可能です。
- 米国IIHSテスト機能により、テスト規格を再現します。設計段階で評価ができることで安全性の向上に貢献します。
-
光度、照度、輝度分布の特定領域に対応する光路を再現するRay History Sensorが迷光解析をサポートします。
object h7 = SurfaceShape("H7",
CylinderSurface("H7",(1,0,0,1),
AxisSystem("",(1,1,1,1),(0,0,25),(0,0,1),(1,0,0),10),0.6,0.6,0,4.1),
LambertEmitter("H7",1100, $,$,$));
適用アプリケーション
事例
ヘッドランプ設計におけるLucidShape使用例
ヘッドランプの配光は複雑な分布が要求されるため、ソフトウェアにはモデリング、評価、解析それぞれについて柔軟で対話的な機能が要求されます。この事例では、ヘッドランプの設計フローで役立つLucidShapeの機能につき、具体的に紹介します。
ヘッドランプ設計のケーススタディ
動作環境
OS |
Windows 7,64bit Windows 10,64bit
|
CPU |
4コア以上、最新または二世代前まで
|
RAM |
最低8GB、16GB以上を推奨
|
HDD |
LucidShapeインストール:1.5GB
インストール以外に必要な空きスペース:5GB
|
Display |
1280×1024以上、16ビットカラー以上の高解像度モニターICDをサポートするOpenGL準拠のグラフィックカード、最新バージョン
|
GPU |
GPUTrace使用時:NVIDIAグラフィックスカード(Compute Capability 2.0以降)
GPUTrace不使用時:特別な要求はなし
|
リリース情報
リリース情報をご紹介します。
リリース情報
トライアル版(無料)のお申し込み
製品導入をご検討中のお客様へ、導入前にお試し頂けるトライアル版(無料)をご用意しています。
トライアル版(無料)のお申し込み
お問い合わせ
製品に関する質問やご相談、光学に関連する技術相談なども承っております。
お気軽に下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。
お問い合わせはこちらから