2021年07月身近な興味について調べてみる
ニュースや広告、新聞や雑誌などで、知らない用語や新しい話題などを目にしたとき、インターネット検索で調べてみたことはありませんか?そんな時に、イノベーション支援ツール Goldfireで調べてみたらどうでしょう。
本稿を執筆している本日7月14日は、"7"と"14"で「内視(ないし)」と読む語呂合わせから、公益財団法人 内視鏡医学研究振興財団が制定し、日本記念日協会の認定を受けている「内視鏡の日」だそうです。
そこで、Goldfireを利用して内視鏡について調べてみました。
まずはGoldfireのリサーチャーで日本の公開公報を対象として、検索クエリ「内視鏡」で検索し、「一般項目」カテゴリの各種レンズのトップ10辺りを眺めてみます。もちろん、知識を得ることが目的ですから、単にただ眺めるだけではなく、考察しながら調査していくことが大切です。
- 定義レンズには、「医療機器」「撮像装置」「手術器具」「観察装置」などが抽出されています。医療・手術といった処置する側面と撮像・観察といった、見るという側面とに大別できそうです。
- プロパティレンズからは、「良い操作性」「優れた携帯性」「回転可能」「可撓性」といった特性が求められていることが分かります。
- より詳細な用語レンズには、「電子内視鏡」「超音波内視鏡」「工業用の内視鏡」「カプセル型内視鏡」といったバリエーションが見られ、様々なタイプがあるということと、医療用ばかりではなく工業用もあるということが見えてきます。
- 関連コンセプトレンズには、「内視鏡システム」「内視鏡検査」「内視鏡画像」「内視鏡の先端」など、内視鏡に関連するトピックが伺えます。「先端」への関心が高い点は、なるほど感がありますね。
- 利点レンズでは、「操作性に優れる」「携帯性に優れる」「耐久性に優れる」など、メカとしての長所が求められているだけではなく、感染症防止といった要求性能が出てきており、医療器具ならではの性能も求められていることが分かります。
- 欠点レンズには、「手術中に先端の向きを長時間にわたって安定させることが困難」といった具合に、実際に使用する場面に即した具体的な課題が多く見受けられます。
- 不具合レンズでは、「汚染」「漏水」「操作性の悪化」「回転」などの不具合が見られます。「回転」に関しては、プロパティレンズに「回転可能」も出ていましたので、回転可能だが、回転して欲しくない場面もある、ということが推察されます。
- 応用レンズには、「医療分野」「工業分野」「検査」「腐食の観察」「体腔内の観察」などが見られます。「腐食の観察」はおそらく工業分野だと思われます。検査する対象についてもう少し調べてみたいですね。
- パーツレンズ:「挿入部」「操作部」「光源装置」「モニター」などサブアセンブリレベルの構成要素が挙がっています。部品レベルまでバラすには、これらのサブアセンブリについて調査する必要がありそうです。
- 機能レンズ:「体腔内の移動」「画像の撮影」「食道の通過」といった、内視鏡に求められているであろう働きの他にも、「汚物の付着」といった良くない事象も捉えられています。
- 効果レンズ:「観察」「検査」「視野の確保」「術部の撮像」といった、内視鏡がもたらすであろう効果が抽出されています。
続いて、「一般項目」以外のカテゴリのレンズもざっと調べてみましょう。
いかがでしょう。トップ10のレンズを調査の意図を持って好奇心を発揮しながら調査してみるだけで皆さんの内視鏡に関する知識が、調査前よりも一段高くなっていませんか?
また、調べてみて分かったことから、更に疑問が湧いてくることもあるでしょう。例えば上述で言えば、「医療用だけではなく工業用もあるな」とか「カプセル型内視鏡って他と違う特徴がありそうだな」とか、「回転して欲しいけど、回転して欲しくない場面もありそうだな」とか、「検査対象を列挙すれば、何か掴めるかもしれないな」とか。
もちろんそのような場合には、それらについてもGoldfireで調べてみてください。
内視鏡に関する関連知識が更に深まるはずです。
皆さんは、ご自身の担当製品領域に関してはスペシャリストだと思われますが、担当の製品分野以外の異業種や他分野についてはどうでしょう。
Goldfireのレンズは、未知の領域に関する知識を効率よく高めていただける効果を持っています。異業種・他分野に関する知識が増えれば、自社の強みの活かし所やイノベーションのタネに繋がるチャンスも増えるのではないでしょうか。
Goldfireとは?
イノベーションをより「起こしやすく」する。Goldfireは、そんな環境を構築できるソフトウェアです。普段気づかない知識を知りたい・他業種での利用方法や技術情報を知りたい・原因特定や問題解決を効率よく行いたい・培った技術や知識を組織内で幅広く共有したい、こんなお悩みをお持ちの方はまずはGoldfireの製品紹介のページをご覧ください。
イノベーションが「起こりやすく」なる状況とは?
次のような状況を満たした環境があれば、イノベーションへのプロセスは加速されるはずです。
- 社内・社外の広範な知識を素早く収集することができる
- 面白いアイデアを豊富に出すことができる
- 問題・テーマについて、検討や意思決定をよりロジカルに行える
- 結果はもちろん「検討過程」についても関係者で共有し活用できる
広範な知識を集めて「アイデア」の生成を支援するソフトウェア
様々な企業が「Goldfire」を活用しています
- AGC株式会社
- 味の素株式会社
- キユーピー株式会社
- サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
- 住友精化株式会社
- 株式会社ダイセル
- DIC株式会社
- 株式会社デンソー
- パナソニック株式会社
- 株式会社富士通研究所
- 藤森工業株式会社
- 株式会社牧野フライス製作所
- 三菱自動車工業株式会社
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