課題解決Goldfireコラム日々登場する新技術。その共通点とは？

2020.08日々登場する新技術。その共通点とは？

昨年末から社会環境は想定外に変化してきており、求められる技術や製品も、予想もしなかったものが出てきています。例えば、「スマホにつながるスマートマスク」の登場をだれが予想できたでしょうか？

■「リモート」と「対面」の間を埋めるコミュニケーション・デバイス
https://www.donutrobotics.com/c-mask

新型コロナウイルスに関連する技術をはじめとして、それ以外にも面白い技術は日々登場しています。例えば、最近気になった技術や製品を少し列挙してみます。

• ウェアラブルデバイスを活用して新型コロナウイルス感染症の早期発見
• 水から炎を作り出す
• 厚さ2マイクロメートルの柔らかいセンサーシステム
• AIが1,000時間学習して執筆した『バットマン』の脚本
• Wi-Fi電波で壁の向こうの人を透視する
• 人々の健康状態を観察するドローン
• 自己修復する電極コート材

面白そうな技術ばかりで、今後を考えるとワクワクせずにはいられません。
さて突然ですが、これらの新技術に共通する「新しさ」は何でしょうか？

それぞれの技術の説明を見ると、各技術を説明している文に含まれる「言葉」は、特に新しくありません。では何が新しいのか？それは、「言葉の組み合わせ」ではないでしょうか。

つまり、新しい技術や製品やサービスのほとんどは、今までにない単語の組み合わせで説明されるということです。例えば「水から二酸化炭素を作り出す」であれば平凡ですが、二酸化炭素ではなく「火」であることが新しい。「水から火を作り出す」こんな説明をこれまで私は見たことがありません。

逆に考えれば、何か新しい言葉の組み合わせを考えることが出来れば、それは新しい技術や製品やサービスのアイデアになりうるということです。

では、闇雲に新しい組み合わせを考えればよいかといえば、それは違います。「地球の中心部まで自動でワクチンを運ぶ」とか「眼鏡に人を乗せて飛ぶ」と考えてもあまり意味はないでしょう。そこには、「目的」と「言葉同士の関連性」が必要です。

例えば、「人々の健康状態を観察するドローン」を考えてみます。人々の健康状態を観察するためには、人々を観測する必要があります。しかし、公共の場は広くて様々な障害物がありますし、人による観測では、人同士のトラブルが起きるかもしれません。

一方、ドローンは自由に移動でき、障害物の影響も受けず、カメラやセンサで観察することもできます。こう考えると、言葉の組み合わせは新しいのにも関わらず、不自然さはありません。そこには、「関連性」があるわけです。

では「関連性」のある新しい組み合わせを考えるためにはどうすればよいか？そのためには、ぴったりのツールがあります。それが Goldfire です。Goldfireは検索文に対して、応用、利点、原因等の「関連性」をたどるように検索することができます。

例えば、野菜の「トマト」からスタートしてGoldfireで関連性を数珠つなぎにたどっていくと、「ワクチンの製造」にたどり着きます。ちょうど「風が吹けば桶屋が儲かる」のように、初めからは予想もつかないところに行きつきます。

しかし、無関係ではなく、根拠に基づいた何らかの関連性でつながっています。また、情報源は社内外の広範な知識ベースですので「自分の知識」の制約を受けずに、新しい組み合わせを考えることができるのです。

今までにない新しい組み合わせを考えてみたい。そんなときは、Goldfireに聞いてみてください。思いもよらぬ組み合わせに気づくはずです。

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