課題解決Goldfireコラム 「お役に立てればプロジェクト」〜「想定していない使い方」をどう探す?〜

2020.06 「お役に立てればプロジェクト」〜「想定していない使い方」をどう探す?〜

先日、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言や都道府県をまたぐ移動の自粛が解除されました。感染者再増加の報道もありますが、徐々に産業や社会経済の再開の動きがでています。

このような状況の打開を支援する取り組みもいくつか見られますが、その一つとして、次のような興味深いプロジェクトが開始されています。

東京工業大学 産連課研究・産学連携本部 「お役に立てればプロジェクト」のお知らせ ―COVID-19関連事業特許の無償開放プロジェクトのご紹介―
https://www.ori.titech.ac.jp/socialreboot/tf1_hthproject.html

上記記事によれば、今回の新型コロナウイルスでの産業界・経済界でのダメージに対して「利用される方々の創造的な視点で、事業化を加速させる可能性や、新たな活用方法を見出して頂くというオープンイノベーションの可能性に期待している」との思いで、最先端技術の特許131件を期間限定で無償開放しています(特許のリストは上記リンク先で公開されています)。

これらの特許は「直接COVID-19対策のために開発された研究開発成果ではない」とのことですが、開放されている特許一覧を見ると、「酸化チタン、プラスチック素材、コラーゲン、ガラス関連、太陽電池、シリコン、バイオセンサ、画像処理関連、e-ラーニング、触覚センサ、プラズマ、ロボット技術、燃料デブリ、数値計算手法」など、様々な素材や技術に関する興味深い特許が含まれています。この状況を打開するような新製品や新サービスの誕生が期待されます。

さて、公開された特許リスト内の項目をみると「特許が想定している用途」が書かれており、新規用途やコラボレーションを考えやすくなっています。しかしオープンイノベーションの観点に立てば、「想定外の用途」、または想定している用途だったとしても「他業種への応用を」考えても価値があるのではないでしょうか。

では、その「想定していない」用途を考えるために、日ごろ皆さんはどうされていますか?知らない使い方(用途)を考えるのは結構難しいのではないでしょうか。なぜなら、ご自身が"考える"という作業を行う場合、まずはその素材や技術を知って理解する(=知識を持つ)必要があります。また、その素材や技術の特徴を知った上で、どのようなところで使われているのか調査する必要があります。しかし、他分野異業種の調査は時間もかかり知識も少ないため、自分の知っている分野や思いつくキーワードで絞ってしまうのではないでしょうか。

そのようなときはGoldfireです。

早速、公開されている131件の特許一覧中の記載をもとに、Goldfireで用途例をざっくり調べてみました。例えば「酸化チタン」の素材の用途としては、「光触媒」の利用方法はもちろんですが、「着色剤、顔料、絶縁体、研磨剤、半導体、コーティング剤、色材、紫外線吸収剤、トナー粒子、吸着剤、カス付着防止剤」など、より多くの用途例を目にすることができます。「触覚センサ」の具体的な用途についても面白そうだったので調べてみたところ、「タッチパネル、ゲームコントローラーの一部、ロボットアーム/ハンド」の利用だけでなく、下記のような広範な分野にわたる様々な用途をそれほど時間をかけずに知ることができました。

内視鏡と生体の圧力を検出/血管壁の硬さの診断/歯周組織の診査/心拍センサ/風速の外力の測定/振動の検知/滑りの感知/接触物体の形状検知/足型やベッド上での姿勢を検出/物体との投てきの動作解析/セキュリティー装置/凹凸情報の取得/細かなテクスチャーを持つさまざまな産業製品の表面性の評価/掃除機の吸引力の調整/工場における検品作業/印刷物の読み取り/苗検出のセンサ/センサ部の損傷の防止 など。

Goldfireは社内外の膨大な知識情報の中から必要な情報を効率よく抽出します。文章構造を理解して整理するため、調べて出てきた結果に利用者による主観的な分野の偏りがありません。また、出てきた結果を自動的にカテゴリに分けて表示してくれるため、ご自身が知らない用途例や他業種・他分野での用途において、きっと「あっ、こんな使い方があるのか!」と気づきを促し、発想の幅を広げてくれるはずです。

イノベーションをより「起こしやすく」する。Goldfireは、そんな環境を構築できるソフトウェアです。今回開放されている特許の技術と皆様がお持ちの技術や知識が「新結合」され、社会での新しい価値が生み出される。そのような「イノベーション」の「種」発見をサポートしてくれるツールとして、ぜひGoldfireが皆様の「お役に立てれば」と思います。

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Goldfireとは?

イノベーションをより「起こしやすく」する。Goldfireは、そんな環境を構築できるソフトウェアです。普段気づかない知識を知りたい・他業種での利用方法や技術情報を知りたい・原因特定や問題解決を効率よく行いたい・培った技術や知識を組織内で幅広く共有したい、こんなお悩みをお持ちの方はまずはGoldfireの製品紹介のページをご覧ください。

イノベーションが「起こりやすく」なる状況とは?

次のような状況を満たした環境があれば、イノベーションへのプロセスは加速されるはずです。

  • 社内・社外の広範な知識を素早く収集することができる
  • 面白いアイデアを豊富に出すことができる
  • 問題・テーマについて、検討や意思決定をよりロジカルに行える
  • 結果はもちろん「検討過程」についても関係者で共有し活用できる

広範な知識を集めて「アイディア」の生成を支援するソフトウェア

様々な企業が「Goldfire」を活用しています

  • AGC株式会社
  • アサヒグループホールディングス株式会社
  • 味の素株式会社
  • キユーピー株式会社
  • サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
  • 住友精化株式会社
  • 株式会社ダイセル
  • DIC株式会社
  • 株式会社デンソー
  • パナソニック株式会社
  • 株式会社富士通研究所
  • 藤森工業株式会社
  • 株式会社牧野フライス製作所
  • 三菱自動車工業株式会社
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