2020.03 最新の情報をすばやく多角的に知る
AI、IoT、5G、デジタルツイン、ブロックチェーン、プロセスマイニング、AI-OCR...。続々と登場する新しい技術や概念は大変興味深く、「これで何ができるか」と想像するのは楽しいものです。一方で、次々に出てくる様々な分野の技術を理解していくのは大変です。「え、そんな技術あったのか...」と気付くころには世界的に開発が進んでいる、なんてこともあるのではないでしょうか?
ニュースサイトを日々チェックしても、断片的な情報であったり、誰かのメガネを通した情報であったりしますので、「技術の今」を感じるのはなかなか難しい。かといって、世界の情報を見て回る時間もありません。例えば、現在猛威を振るっている新型コロナウイルスについて、世界の研究開発はどのような状況なのか知りたいと思ったら、何ができるでしょうか。ここでは、Goldfireを利用して読む手間をなるべく省きつつ、世界の状況を感じ取ってみたいと思います。
まず、ウイルスの名称"2019-nCoV" "COVID-19"を含む世界のウェブ情報を対象として、Goldfireで知識ベース化します(文書数は約500。準備も含めて20分程度で作成できました)。次に、Goldfireレンズ機能を利用して、どのようなことが研究開発されているか、どのような大学や研究機関が活動しているか、といったことを調べてみます。
すると、ワクチン・ウィルスの同定や診断方法・共通の試験方法・データベースの整備・時間経過を追うことができる感染マップ・感染予測モデル等、様々なトピックがレンズに整理して表示されてきます。様々な立場の研究や開発が一気に進んでいることが分かります。
さらに世界各国の大学・研究機関・企業が関係していることも知ることができます。ウイルスの名称が決まってから日が浅いにも関わらず、凄まじい活動の勢いが感じられます。またその影響も多岐にわたり、様々なイベントの中止や、渡航や輸出入の規制、株価への影響等への言及もGoldfireによる調査で見られました。
一方、日本の情報からは各都道府県における注意喚起、政府が実施している様々な施策をGoldfireのレンズを利用して俯瞰することができます。各イベントの延期や中止、渡航の注意等が見られますが、不思議と医療系の研究に関する情報は少ないような印象です。
さて、知識をつけたり、学習する際には、限定した領域を集中的にやることや、まず全体を俯瞰することが効果的であると言われています。今回の調査に要した時間は知識ベース作成に要した時間も含めて大体40分程度です。
短い時間でしたが、筆者にとって不慣れな分野に関する状況を俯瞰でき、理解も深めることができました。最新動向を手間をかけずに把握したい。イノベーションの種があるかも知れない。そんな時も、Goldfireがお役に立てる、かもしれません。
Goldfireとは?
イノベーションをより「起こしやすく」する。Goldfireは、そんな環境を構築できるソフトウェアです。普段気づかない知識を知りたい・他業種での利用方法や技術情報を知りたい・原因特定や問題解決を効率よく行いたい・培った技術や知識を組織内で幅広く共有したい、こんなお悩みをお持ちの方はまずはGoldfireの製品紹介のページをご覧ください。
イノベーションが「起こりやすく」なる状況とは?
次のような状況を満たした環境があれば、イノベーションへのプロセスは加速されるはずです。
- 社内・社外の広範な知識を素早く収集することができる
- 面白いアイデアを豊富に出すことができる
- 問題・テーマについて、検討や意思決定をよりロジカルに行える
- 結果はもちろん「検討過程」についても関係者で共有し活用できる
広範な知識を集めて「アイデア」の生成を支援するソフトウェア
様々な企業が「Goldfire」を活用しています
- AGC株式会社
- 味の素株式会社
- キユーピー株式会社
- サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社
- 住友精化株式会社
- 株式会社ダイセル
- DIC株式会社
- 株式会社デンソー
- パナソニック株式会社
- 株式会社富士通研究所
- 藤森工業株式会社
- 株式会社牧野フライス製作所
- 三菱自動車工業株式会社
Goldfire 製品情報 | イノベーションをより「起こしやすく」するイノベーションプラットフォーム「Goldfire」について詳しくご紹介します。 |
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