2019.02 「予想外」がイノベーションの鍵?
先日、2002年にノーベル化学賞された田中耕一氏に関する番組がNHKで放送されていました。田中氏が久々にメディアに登場するということで、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
平成史スクープドキュメント 第5回
“ノーベル賞会社員” 〜科学技術立国の苦闘〜
昨年ネイチャー誌に発表された研究(アルツハイマー病の治療や早期発見の鍵を握る)を進めるストーリーも説明され、とても興味深い内容でした。
特に印象的だったのは、「予想外」という点です。ノーベル賞を受賞した田中氏の研究成果は、予想外の失敗から発見につながったのは有名な話です。そしてこの新しい研究においても、当初想定していなかったタンパク質が観測されたという「予想外」が鍵になっています。
さて、少し視野を広げてみると、失敗や予想外から発明やヒット商品につながった例は多くあります。ペニシリンやポストイットは有名ですが、ウェブ上で検索してみると、その他にも電子レンジやポテトチップスまで多くの例があるようです。
「予想外」はイノベーションの鍵の一つなのかもしれません。
しかしながら、予想外の情報にはなかなか出会えません。例えば、ウェブ検索で「トマト」と入力し、「トマトに、なにか予想外の面白い用途は無いものか?」と調べようとしても、膨大な情報の中から読み出すことは困難です。"どこかで見たような情報"に終止して日が暮れてしまうこともあるでしょう。
Goldfireなら、予想外の情報に出会う確率を効果的に高めることができます。
例えば、Goldfireに「トマト」と入力すれば、国内外の特許や文献といった膨大な情報源から、トマトの利点・欠点・用途といった情報を整理・表示してくれます。それも、根拠文献数が多いメジャーな情報だけでなく、根拠文献数が非常に少ない珍しい情報まで参照することができます。実際に「用途」に関する情報を見ると、「宿主として」「花粉受粉のドナー」「焼肉用ソース」「発酵調味料」などの情報が目に飛び込んできます。
また、Goldfireイノベーションフォーラムでご講演頂いた藤森工業様の新事業の種も、Goldfireを使って予想外の情報を目にしたところから始まっています。
皆さんも、予想外の情報に出会いたければ、Goldfireに聞いてみてください。想定していなかった情報との出会いが気づきを生み、それがイノベーションにつながる、かもしれません。
Goldfireとは?
イノベーションをより「起こしやすく」する。Goldfireは、そんな環境を構築できるソフトウェアです。普段気づかない知識を知りたい・他業種での利用方法や技術情報を知りたい・原因特定や問題解決を効率よく行いたい・培った技術や知識を組織内で幅広く共有したい、こんなお悩みをお持ちの方はまずはGoldfireの製品紹介のページをご覧ください。
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広範な知識を集めて「アイデア」の生成を支援するソフトウェア
様々な企業が「Goldfire」を活用しています
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