コラム「Goldfireで何ができるのか?」バックナンバー

2017.10測定は世界を変える?

今年もノーベルウィークがやってきました。既に各賞が発表されています。
それと同時に「過去のノーベル賞の3割は新しい測定方法に送られている」という記事も見られました。確かに、今年の重力波や低温電子顕微鏡の他にも、ニュートリノや質量分析に関する研究に対しての受賞も記憶に新しいところです。


2017年の受賞者一覧。物理学賞を受賞した重力波観測の研究については、
本コラムでも2016年2月号で取り上げた。

「体重を毎日量るだけで体重が減っていく」「食べ物にいくら使っているかを記録していくだけで食べる量が減る」というダイエット法が少し前に話題になっていました。
著名なソフトウェアエンジニアであるトム・デマルコ氏も、35年ほど前に著書の冒頭で「測定できないものは制御できない」と、測定の重要さを指摘しています。

そこで、今回は「測定」に注目してGoldfireを利用してみましょう。

2017年に出された特許や論文等を対象に、測定が難しいものや測定できないもの、または直接測定できないものを調査してみます。

すると、様々な距離、ガスの混合比、ケーブルのねじれ具合、実可動状態の機械の様々な部位の振動や温度、細胞や人体に関すること、さらには「人の知能」など、実に様々な対象を測定しようとしていることが分かります。
そして、電子顕微鏡や質量分析、古くは温度や角度を例に出すまでもなく、何かを測定できれば、知識やエンジニアリングの幅が大きく広がり、生活も便利になります。

今後「重力波の観測」も宇宙に関する新しい知見をどんどん与えてくれるに違いありませんが、私たちの生活に何か影響はあるのでしょうか?

試しに、重力波がどのような影響を与えているのか、Goldfireで調べてみます。
すると、乱流の発生に寄与したり、センサ観測値の変動、イオン化現象に対する影響など、「私たちは知らないうちに様々な重力波の影響を受けているのかもしれない」と思えるようなことが分かりました。
もしかすると、現在は長大な施設で成されている重力波の観測も、そのうち超小型化され、私たちの生活に直接影響を与えるようになるのかも知れません...

さて、このように新しい測定技術によりどのような未来が待っているのか、考えるだけでワクワクしてきますが、先に紹介したデマルコ氏は近年「測定にこだわるのは最善のことではない」といった趣旨の記事を書いています。

時間内に目的を達成するためには測定は重要だが、それで世界を変えることはできず、実際的なことよりも、思考や構想の方が重要であると氏は言います。
先にGoldfireで調査した近年の測定技術のあれこれも、測定自身が目的ではなく、目的のために測定が必要であるものがほとんどです。重力波もそうだと言えるでしょう。
とはいえ、新しいことを考えたり構想したりするのは中々大変です。
考えたとしても、そのための技術開発には困難がつきものです。

そんな時、今回のようにGoldfireに聞いてみれば、セマンティック技術により効果的に知識を広げ、思考を支援してくれます。
世界を変える思考や構想を練りたい皆さんの強力な武器になる、かもしれません。

▼今回使ったGoldfireの機能は...▼
「ナレッジナビゲーター」

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