2013.09 浴室の自動洗浄
先日「お風呂の自動洗浄」のコマーシャル(CM)を見ました。
「これは便利」と思う一方で、「なぜ今まであまりなかったのだろう」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
そこで早速、Goldfireで調べてみました。

まず知識検索で「浴槽の自動洗浄」とクエリを入力して「企業」のタブを選択し、関連特許を取得している企業のランキングを見てみます。やはりCMで見かけた企業が上位に表示されています。この企業は1990年代から特許を出しており、開発にはある程度の歴史があるようです。
また消費財メーカー等もランキングされていることから、色々な技術があるように思われます。そこで、「浴槽の自動洗浄」の目的である「浴槽の汚れを落とす」をクエリとして入力し、「方法」「条件」「原因」といったレンズを見てみます。
すると、
- 洗剤と水を噴霧する
- 浴槽に溜まった水に洗剤を溶かして汚れを落としやすくする
- 浴槽に溜まった水ごと撹拌してしまう
- 自動車洗浄の様に浴槽全体を洗浄する
など、浴槽の汚れを落とす方法に関する様々な情報を得ることができました。
さて、情報を整理するために、根本原因分析(RCA)を利用して「なぜお風呂を掃除するのか」を考えてみると、その理由は「汚れが付着する」からです(さらには「体に汚れがついている」「シャワーでは体から落ちない汚れがある」等々、考えられますが...)。
そこで「浴槽の汚れを防ぐ」とクエリを変更し、出てきた結果を見てみます。
- コーティング
- 有効成分の塗付
- 汚れの原因を分解する
- 水面の高さを変動させることで汚れの付着を防止する
- お湯を循環させて汚れを除去する方法
など、多様なアプローチがあることが判りました。

さらに「浴槽が汚れる」とクエリを変更し、原因レンズを見てみると
- 垢・ゴミ・毛髪
- 油分
- 表面に汚れが浮く
- 雑菌
- カビ
など様々な原因が挙げられます。つまり、これらを分解したり付着を防止したりする方法が考えられているようです。
いろいろな形状や利用環境があり、私たちの生活に欠かせない「お風呂」。
汚れ一つをとっても、様々な工夫が試みられていることがわかりました。実に興味深いです。
「あ、この技術面白いな」「なぜだろう...」と思ったら、Goldfireで調べてみて下さい。イノベーションに繋がるような興味深い情報がいとも簡単に見つかる、かもしれません。
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