2012.11 情報の信憑性〜信用に値する情報源とは?〜
「Webサイトの情報は信用できない」という意見もありますが、企業や学会のWebサイトであれば、得られる技術情報は信憑性が高いように思われます。
また、信憑性があまりないかもしれない個人のブログでも、「アイデアの引き金」としては適しているものがあるかもしれません。
では、Goldfireに追加された「IHS Standards Expert」とは、どのような情報源でしょうか。
例えば、特許情報であれば、実際には実用化されていない発明なども含まれています。よって信憑性はある一方で、すぐに実用可能かどうかという点には若干の疑問符がつきます。
一方IHS Standards Expertは、「実際に用いられている規格」に関する情報です。したがって、「不可能」な技術情報は含まれていないはずであり、『すぐにでも使えるような技術情報源』と言えるかもしれません。
ではどのような情報が得られるのか。早速GoldfireでIHS Standards Expertだけを検索対象として検索してみました。
知識検索で「水を浄化する」と入力し、ナレッジナビゲーターの「方法」レンズを見てみます。
- イオン交換
- 蒸留
- 粉末フィルター
- 活性炭
などの情報が見られます。

では次に「光触媒」と入力し、「機能」レンズを見てみます。
- ホルムアルデヒドの除去
- メチルカプタンの分解
- トルエンの分解
といった情報が見られます。
これらは、特許を検索対象としたときにも出てくる情報です。しかし、IHS Standards Expertからの情報は、それが実際に用いられている「規格」情報であるため、「実際に用いられている方法や機能だ」という補足情報とセットで調査していると言えます。つまり同じ情報であっても、その意味は異なるのです。
例えば、自分の専門分野とは異なる分野の情報を探す場合を考えてみましょう。 この時、知らない分野の技術情報を「使いものになるかどうか」と判断することは簡単ではないでしょう。 しかし、IHS Standards Expertからの情報であれば、良く理解できていない不得意分野の情報であっても「現実味がある」という可能性はかなり高くなるのです。
▼今回使ったGoldfireの機能は...「ナレッジナビゲーター」▼ http://www.cybernet.co.jp/goldfire/products/research.html#04
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