2012.10 いま話題の「ヒトiPS細胞」をGoldfireで調査してみた!
京都大学の山中伸弥教授がノーベル医学生理学賞を受賞しました。それにともない、ヒトiPS細胞についての解説記事が多く見られます。
しかし一般的な解説が多く、実際的で広範な情報を集めるのは中々大変そうです。そこで今回は、Goldfireのナレッジナビゲーターを利用して、ヒトiPS細胞について調査してみました。
まず知識検索でクエリに「ヒトiPS細胞」と入力して、ナレッジナビゲーターの各レンズを見てみます。
「詳細な用語」レンズには、
- ウイルスフリーヒトiPS細胞
- ヒト疾患iPS細胞
- 雌ヒトiPS細胞
などの情報が表示され、ヒトiPS細胞にも様々な種類がある事が分かります。
これらの情報はSpringer社の文献やPubMED、世界の特許などの知識ベースからピックアップされています。
また「応用」レンズを見ると
- 細胞移植療法
- 特定の先天性疾患のモデリング
- 肝の毒性と肝代謝のための有効な試験管内薬物スクリーニング
など、多くの使い道に関する情報をピックアップする事ができました。

さらに「欠点」レンズからは以下のような情報が、
- 限定された増殖
- 早い細胞老化
「効果」レンズからは
- 生殖細胞系に影響を与える
- 奇形腫
といった情報がそれぞれピックアップできます。
最後に、関連特許を取得している企業一覧を見ると、特許取得件数は京都大学が抜きん出ており、2位以下も研究機関が多くエントリーされています。まだまだ基礎研究の段階である様子が伺えます。
そして、発明者のランキングを見ると、やはり山中伸弥教授が他を大きく引き離してトップのようです。
ヒトiPS細胞についての一般的な解説は数多くあります。その解説に加えて、特許や論文など様々な情報源から、種類や応用例、欠点や効果などの実際的な情報を知ることで、知識が立体的になってきます。
全体を俯瞰することで、更に深掘りするポイントも見えてくるでしょう。
製品を開発・改良するために、幅広い分野の中から使える情報を素早く集める。
Goldfireがそれをお手伝いします。
▼今回使ったGoldfireの機能は...「ナレッジナビゲーター」▼ http://www.cybernet.co.jp/goldfire/products/research.html#04
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