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Codebeamer の概要

動画で学ぶ「Codebeamer」シリーズ

アプリケーションライフサイクル管理(ALM)とは

私たちの身の周りのあらゆる製品にソフトウェアは組み込まれており、それに伴いソフトウェアの重要性が日に日に高まっております。 
それに連れて、ソフトウェア開発は複雑化、大規模化が進んでおり、同時に一層の開発スピードを求められるようになりました。
その結果として、ソフトウェア開発では様々な課題を孕んでいます。 

ソフトウェア開発の課題

ここでは現場でよく耳にするソフトウェア開発の課題例として、データ検索が困難、テスト項目が不明確、開発背景が不明瞭、大規模プロジェクトの管理が困難を挙げております。 例えば、開発に関わるデータをサーバーで管理し、表ソフト等で記録している場合、検索性が低い、内容が不明瞭、正規の最新データか判断がつかない、等の理由により、追加調査に時間を要するといった御経験はありませんでしょうか? これらの課題は、どれも現場の生産性や品質に直結する深刻な問題です。
では、我々はこうした課題に対して、どう向き合うべきでしょうか?

その答えの一つとして、今回紹介するALMが挙げられます。
ALMとはアプリケーションライフサイクルマネジメントの略であり、ソフトウェアの開発工程及び、開発データを総合的に管理、支援する仕組みを指します。
つまり、ALMは「開発の全体像を見える化し、チーム全体で同じ地図を見ながらプロジェクトを進める」ための仕組みと言えるでしょう。

・ALM=「Application Lifecycle Management」の略

・アプリケーションのライフサイクルを総合的に管理
    (要件管理、開発、テスト、運用・保守など)

・各管理業務をシームレス化し、品質及び生産性が向上

では、ALMを導入することで、先ほど課題はどのように解決されるのでしょうか。
まず、「データの一元管理」によって、検索時間が大幅短縮され、「誰が、いつ、何をしたのか」の把握が容易になり、チーム全体の認識が揃えることができます。
次に、「テスト計画と実行」の結果を記録することで、テストの抜け漏れや重複を防ぎ、品質の向上につながります。
更に、「一貫したトレーサビリティ」により、背景調査や影響度調査の簡易化、更新資料の反映漏れ防止等が期待できます。
最後に、「プロジェクト全体の可視化」よって、進捗や課題をリアルタイムで把握することが容易になり、マネジメント層だけでなく、現場のメンバーも状況を共有しやすくなります。
また、ALMの導入は課題解決以外にも様々なメリットをもたらします。
例えば、メンバー間のコラボレーション促進、開発に要するコスト削減、リードタイム短縮、品質の保証といった開発全体のパフォーマンス向上にもつながります。
このように、ALMは単なる管理ツールではなく、開発の質とスピードを両立させるための基盤となるのです。

Codebeamer とは

Codebeamer は要件管理からテスト、品質保証、リリース、リスク管理に至るまで、ソフトウェア開発のライフサイクル全体をカバーする包括的なALMツールです。

特に注目すべきは、自動車、航空、医療といった、規制の厳しい分野での豊富な導入実績です。
これらの分野では、トレーサビリティやコンプライアンスが非常に重要視されるため、Codebeamer のようなツールが強く求められています。

また、Codebeamer はWebベースで、SaaS版とオンプレミス版の両方が提供されています。
これにより、お客様のセキュリティ要件やインフラ環境に応じて、最適な導入形態を柔軟に選択することができます。

つまり、Codebeamer は「開発の全体を見渡せる視野」と「業界の厳しい要件に応える力」、そして「導入のしやすさ」を兼ね備えた、実践的かつ信頼性の高いALMツールなのです。

ソフトウェア開発のライフサイクル全体をカバーする包括的なALMツール

複雑/規制の厳しい分野(欧州自動車、航空、医療機器など)において、豊富な利用実績

Webベースのアプリケーション(SaaS / オンプレ)

Codebeamerの特長

ここでは、Codebeamerの特長として、様々な開発手法をサポート、包括的なトレーサビリティ、幅広い外部ツールとの連携、大規模開発に対応、を挙げております。 
例えば、代表的なものとして、Codebeamerではウォーターフォール、アジャイルを始めとしたさまざまな開発手法に対応しています。 またエースパイスやFDAなど業種に特化したテンプレートも用意しており、種々の規格への対応をサポートします。 
そして、ウィンチル等のPTC社製ツールに加え、サードパーティツールとの連携機能も兼ね備えており、Office、モデリングツール、タスク管理ツール、構成管理ツールと連携することで既存の開発スキームからの移行を容易に実現します。 
このように、Codebeamerは単なるALMツールではなく、現場の実情に即した「使える仕組み」として、設計されていることが、最大の特長です。

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