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PTC社導入事例

品質を確保しながら製品を製造

日本電産グローバル・アプライアンス社のケーススタディ

概要

グローバリゼーションが進む今日では、製品が「二番手」として認識されているようでは競争力を維持できません。日本電産グローバル・アプライアンスでは、包括的なポートフォリオを提供すると共に、優れた品質、競争力、エネルギー効率を実現し、アプライアンス市場のトレンドをリードするイノベーションを提供することに重点的に取り組んでいます。

日本に本社を置く日本電産は、世界最大規模のモーターメーカーであり、 2019 年にはブラジル企業の Embraco を買収して冷却ソリューションに注力する新部門を設立しました。Embraco ブランドは、可変速プロセッサの開発や省エネに欠かせない自然冷媒の利用に早くから取り組んだことでよく知られています。

International Institute of Refrigeration (IIR) によると、冷却と空調は合わせて世界の電力消費の 17% を占めるとのことです。Embraco の画期的なソリューションは、生活の質を向上させ、環境に大きな影響を与えています。たとえば、可変速コンプレッサは、平均 35% の省エネをもたらしました。このテクノロジは、冷却システムの速度を変化させることによってエネルギー消費を減らし、国際規制として最も厳格なエネルギー効率水準を満たします。

日本電産グローバル・アプライアンスは家電製品と商業用電化製品の両方の市場区分に対応しており、それらの製品の年間製造量は 6,000 万ユニット ( モーターおよびコンプレッサ) に上ります。世界 8 カ国で事業を展開しており、製造プラント 11 カ所、研究開発ラボ 50 カ所以上、事業所 3 カ所、グローバル ビジネス サポート センター 1 カ所を拠点として保有しています。

日本電産グローバル・アプライアンスは、買収以来、Embraco ブランドの下で冷却コンプレッサ事業を拡大しています。新しいファミリ製品や顧客別のバリエーションの市場投入を迅速化するため、日本電産グローバル・アプライアンスはデジタル改革に乗り出しました。
経営陣の支持を受け、IT 部門とエンジニアリング部門が協力して、効率化を推進し、従来よりも多くのプロジェクトを立ち上げ、市場投入までの期間を短縮化し、コスト削減を促進し、品質改善に努めています。

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