機能一覧
CODE Vには非常に高度な機能が多く実装されています。
CODE Vには様々な機能が実装されています。各機能は必要最小限の入力であらゆる問題を精度よく解析できるようにデフォルト設定が適切に調整されています。これにより設計・開発の時間短縮を実現し、いち早く市場に製品を投入できるのです。もちろんパラメータを細かく調整して各機能を実行することもできます。
ここではCODE Vに実装されている機能の一覧について紹介します。
基本機能
モデリング |
- スプレッドシートデータ入力
- コマンド入力
- マクロ言語
- 近軸解
- ズームレンズ
- 偏心とティルト
- ガラスカタログ
- IR/UV 材質
- 特殊面(非球面、トロイド、Qtype非球面、回折格子、HOE、「ブラックボックス」モジュール、ユーザー定義、ノンシーケンシャルなど)
- 屈折率分布型材質
- アレイエレメント
- 全レンズデータ(光学、メカニカル、公差、コーティング)
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設計機能 |
- 光線追跡/波面ベースの評価関数
- MTF最適化
- ユーザー定義最適化
- コンストレインツの完全なコントロール
- ユーザー定義コンストレインツ
- グローバルシンセシス
- 原器合わせ
- ズームレンズ用カム設計
- 多層膜設計
- GlassExpert(※1)
- AsphereExpert(※2)
- ステップ最適化
- 誤差感度低減最適化
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診断機能 |
- 近軸光線追跡
- 実光線追跡
- 収差プロット
- ガウシアンビーム追跡
- 3次収差
- 高次収差
- 偏光解析
- 非点収差
- ディストーション
- 瞳マップ
- フィールドマップ
- 両眼視野解析プロット
- キャッツアイプロット
- 周辺光量比
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評価機能 |
- PSFとLSF
- MTF(波動光学、幾何光学 vs. フォーカスまたは空間周波数)
- スポットダイアグラム
- RMS 波面収差
- エンサークルドエネルギー
- パーシャルコヒーレンス
- 視差解析
- 透過率
- ナルシサス解析
- ゴースト像
- 照明解析
- FFTビーム伝搬
- ビームシンセシス伝搬(※3)
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製造とその他の機能 |
- 公差解析(MTF/RMS、ディストーション、主要な収差)
- レンズの描画(設計者用、エレメント、構成部品、3D描画、ソリッドモデル)
- フットプリント
- コスト解析
- 重量解析
- 製造システムのアライメント解析
- 環境解析
- スペクトル解析
- インターフェース
⇔干渉計(INTデータ)
⇒CAD/CAM(IGES経由)
⇒LightTools
⇔RSoft(復素振幅データ)
- 2次元像シミュレーション
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補足説明
※1:硝子の最良の組み合わせを探るGlassExpert
※2:非球面として最適な面の検討で使用できるAsphereExpert
※3:非常に高精度かつ容易に使用可能な、回折ビーム伝搬計算BSP