RSoft Component Suite 2014.09-1 リリース

リリース時期:2015年4月

デバイス・ツール(Photonic Component Design Suite)共通

  • このリリースは、Windows版についてのみ行われます。
  • ライセンスに関して重要な改良が行われます。
    ドングル(USBライセンス・キー)をPCから外した後で再度挿入したり、あるいはPCがスリープや休止状態のモードになると、SCLサーバー(ライセンスを管理しているサービス)が回復できずに、RSoftのツールがライセンス・エラーを表示していました。機能が追加されて、SCLサーバーが動作していないことが検出されると、自動的にサーバーを再起動しようと試み、それに成功すればライセンス・エラーが発生しないようになります。ただし、この機能が動作するには、多少の待ち時間が必要ですので、再起動後に始めてツールを起動する際には注意してください。エラーが解決できない場合には、お問い合わせをお願いいたします。
  • LightTools用のUDOPで発生する屈折率の不整合が改善されます。
    材料分散を含む計算を行っている際に、RSoft製品とLightToolsの屈折率データベースの間に、補間による誤差が発生して、エラー・メッセージが表示されることがあります。この誤差が改善されます。
  • FullWAVEを用いてBSDFを計算する際に、見通し角の扱いが改善されます。
    これにより結果が異なることが起こり得ますが、結果は改善されています。

RSoft CAD

  • 複雑に入れ子になった変数のテーブルを扱う際の性能が改善されます。
    nreal、nimag、userdata、などの関数を用いて、入れ子になった変数の複雑な式を扱うと、CADの応答が遅くなる問題が大きく改善されます。
  • Polygon Structure Infoダイアログの設定で、number of sidesに変数が利用可能になります。
    この設定(正多角形の辺の数)が正しく反映されない問題が解決します。
  • Global Settingsダイアログの波長の設定で、変数が利用可能になります。
    Free Space Wavelengthの設定が変数で行われた場合に、MultiPhysics Carrier Utilityでの結果に正しく反映されない問題が解決します。
  • Subcircuit(階層化設計の子モデル)の回転に関する問題が解決します。
  • 非常に多数のモードを持つマルチモードに対応して、Fiber Modeを計算して入射する場合の問題が解決します。

BeamPROP

  • Minor componentだけが選択されたFile PowerのMonitor値が正しくない問題が解決します。
    このような設定を行うと、Monitor値が0であると測定されていた問題が解決します。

FullWAVE

  • 解析ウィンドウ内のフィールド表示を実時間で更新する機能が追加されます。
    これにより、多くの例題での表示のためのオーバーヘッドを大幅に減らすことが可能になります。Display TimeのオプションにAutoを選ぶと、この表示方法が標準になります。
  • 解析ウィンドウ内のフィールド表示の方法を、クラスタ化する/しないで一貫性を持たせます。
    クラスタ化しない場合にはPML領域内のフィールドを表示し、クラスタ化した場合にはPML領域内のフィールドを表示しないようになっていました。どちらの場合にも、PML領域内のフィールドを表示しなくなります。
  • 不等分メッシュの生成が改良されます。
    周期境界条件が設定されている場合に、構造の屈折率の境目が周期境界の近傍にあると、エラーが発生していましたが、この問題が改善されます。
  • クラスタ化されたFullWAVEの解析が、MOSTからも解析ウィンドウを開かずに可能になります。
    クラスタ化されたFullWAVEの解析をMOSTから実行すると、解析ウィンドウをminimize(アイコン化した状態で実行)できませんでしたが、この問題が解決します。

DiffractMOD

  • 単精度による計算(デフォルト)を行う際の一貫性が改良されます。
    これにより、波長スキャンの解析結果に現れる異常値を減らしたり除去したりできます。これまでは、この問題を解決するためには、倍精度に切り替える必要がありました。この改良により、場合によっては、以前のバージョンと異なる結果が生じることがありますが、結果は改善されています。
  • Overlap monitor(重なり積分)の問題(2点)が解決します。
    1点目はmonitorが座標原点から外れている場合で、2つ目はmonitorが傾いていて解析領域の外側にも広がっている場合です。
  • 不等分メッシュのグリッドでMinimum Divisionsが設定されている場合に、結果が影響を受ける問題が解決します。
    この設定は他のツール(例えばFullWAVE)で用いるために用いられます。この設定を含めた不等分メッシュの設定は、DiffractMODやModePROPといったツールの解析結果に影響を与えなくなります。これにより、動作が変化しますので結果が異なったり、primary direction(透過・反射方向)のIndex Res.の設定を変更して補償するといった、解析の設定に変更が必要になるかも知れません。

ModePROP

  • 単精度による計算(デフォルト)を行う際の一貫性が改良されます。
    これにより、波長スキャンの解析結果に現れる異常値を減らしたり除去したりできます。これまでは、この問題を解決するためには、倍精度に切り替える必要がありました。この改良により、場合によっては、以前のバージョンと異なる結果が生じることがありますが、結果は改善されています。
  • Overlap monitor(重なり積分)の問題(2点)が解決します。
    1点目はmonitorが座標原点から外れている場合で、2つ目はmonitorが傾いていて解析領域の外側にも広がっている場合です。
  • 不等分メッシュのグリッドでMinimum Divisionsが設定されている場合に、結果が影響を受ける問題が解決します。
    この設定は他のツール(例えばFullWAVE)で用いるために用いられます。この設定を含めた不等分メッシュの設定は、DiffractMODやModePROPといったツールの解析結果に影響を与えなくなります。これにより、動作が変化しますので結果が異なったり、primary direction(透過・反射方向)のIndex Res.の設定を変更して補償するといった、解析の設定に変更が必要になるかも知れません。

FemSIM

  • ローカルな(各要素の属性として)simulated bendが設定された場合に、矛盾する結果が得られていましたが、この問題が解決します。
    ローカルなsimulated bendは意図的に無視されるはずでしたが、そうなっていませんでした。この問題が解決して、ローカルなsimulated bendは結果に影響しなくなります。FemSIMで曲がりを解析するには、 FemSIM Advancedダイアログの設定を用います。全てのTutorialの例は、この正しい用法を反映するように更新されることに注意してください。これにより、大きく異なった結果が得られるかも知れないことに注意してください。このような場合には、FemSIM Advancedダイアログの設定を用いるように、設計を変更してください。
  • 非常に多数のグリッド点を含む解析の扱いが改善されます。
    このような場合には、メッシュ生成のエラーに陥っていましたが、これが改善されます。

MOST

  • クラスタ化されたFullWAVEの解析が、MOSTからも解析ウィンドウを開かずに可能になります。
    クラスタ化されたFullWAVEの解析をMOSTから実行すると、解析ウィンドウをminimize(アイコン化した状態で実行)できませんでしたが、この問題が解決します。

LaserMOD

  • 新たに追加された変数 plot_spec_units の値を 1 に設定すると、スペクトルの単位を mW/eV から mW に変更できます。
  • 新たに追加された変数 plot_units の値を 1 に設定すると、R-Vプロットの単位を ohm/cm から ohm に変更し、C-Vプロットの単位を F/cm から F に変更できます。
  • 幾何学的なレイアウトと空間的に揃えるために、use_coupled_wells機能のためのレイヤー順が逆になります。

過去のリリース情報一覧

RSoft Component & System Suite 2017.09リリース
RSoft Component & System Suite 2017.03リリース
RSoft Component Suite 2016.12リリース
RSoft Component Suite 2016.09リリース
RSoft System Suite 2016.06リリース
RSoft Component Suite 2016.03リリース
RSoft Component Suite 2015.06-2 & System Suite 2015.12リリース
RSoft Component Suite 2015.06-1 リリース
RSoft Component Suite 2015.06 リリース
RSoft Component Suite 2014.09-1リリース(2015年4月)
RSoft Component Suite 2014.09リリース(2014年9月)
RSoft Component Suite 2013.12-1〜2リリース(2014年3月)
RSoft Component Suite 2013.12リリース(2014年1月)
RSoft Component Suite 9.0 サービスパック15〜16リリース(2013年9月)
RSoft Component Suite 9.0 サービスパック14 リリース(2013年6月)
Passive Component Design Suite Version 9.0の販売を開始(2012年4月18日)
Passive Component Design Suite Version 8.3の販売を開始(2011年9月7日)
LED Utilityの販売を開始(2011年9月7日)
OptSim 5.2の販売を開始(2010年12月20日)
DiffractMOD 3.2の販売を開始(2010年9月13日)
OptSim 5.1の販売を開始(2009年8月6日)
Passive Component Design Suite Version 8.1の販売を開始(2008年8月18日)
ModePROPの販売を開始(2008年1月15日)
OptSim 4.7の販売を開始(2007年7月25日)
RSoft Passive Component Design Suite 8.0の販売を開始(2007年5月14日)
RSoft Passive Component Design Suite 7.0の販売を開始(2006年8月8日)
OptSim 4.6の販売を開始(2006年7月7日)
LaserMOD 2.2の販売を開始(2006年1月17日)
FemSIMの販売を開始(2005年10月24日)
MOSTの販売を開始(2005年4月11日)
DiffractMODの販売を開始(2004年6月15日)
OptSim 4.0の販売を開始(2004年5月13日)
ModeSYSの販売を開始 (旧名称:Multimode Simulation Platform)(2003年7月7日)
LaserMODの販売を開始(2003年4月14日)
GratingMODの販売を開始(2003年3月17日)
BandSOLVEの販売を開始(2002年12月11日)