PICを含む光システムの設計・解析ソフトウェアOptSim Circuit

OptSim Circuitは、PICを用いた光通信システムの設計を行えます。
PIC(Photonic Integrated Circuits)は次世代の光通信システムにとって極めて重要な構成要素であり、高速光ネットワークを実現し、帯域利用の効率化およびネットワークのトラフィック増加を調和すると期待されています。OptSim Circuitを追加することで、OptSimのモデル化機能が拡張され、システムの設計・解析にPICを含めることができます。

主な特長

単段および多段の光集積回路(PIC)の設計自動化

拡大し続けるバンド幅の要求に対応するため、光通信業界は多値変調とマルチレーンのデジタル信号処理に移行しています。このような開発には、アクティブとパッシブ、電気と光の混在した単段および多段のPICを配置できれば理想的です。

光および電気信号の双方向伝搬のモデル化

前方・後方に伝搬する反射・共振のような複雑な信号の相互作用をモデル化し、異なる光・電気信号パスの結合やフィードバックによって動作するPICの設計が可能になります。一方向のエンド・ツー・エンドの信号伝搬に基づいた従来のモデル化ツールでは、チェーン内の隣接する要素間で反射・共振が多重化した場合に、現実のシステムの振る舞いを捉えきれません。

ネットワークおよびPICの要素からのマルチパス干渉(MPI)のモデル化

この機能により、システムの設計者はMPIを観測してそれを修正できます。MPIはリンク内のコネクタや部品からの複雑に多重化した反射により生じ、全体としてのシステム性能にも有害な影響を及ぼします。

PICの性能がシステム全体に与える影響を評価し、それを最適化するための統合化プラットフォームを提供

光通信ネットワークの性能を最大限に発揮し、コストを抑えつつ市場へ早期に投入するため、次世代PICでサポートされる先進の変調方式など、システムをあらゆる側面から解析できる統合的なモデル化ツールが求められています。OptSim CircuitとOptSimを組み合わせれば、長距離伝送のシステムからサブ・ミクロンの光回路に至るまで、これに最適なフレームワークを構築できます。

データの可視化、プロット出力やプロジェクトのリソース管理

システムの要素に繰り返しや階層化が必要な場合には、直感的な表現により容易に作成が可能です。これにより、設計者はPICのレイアウトを素早く容易にまとめたり再利用したりできます。

PIC要素のブロック・ライブラリ

双方向の導波路、双方向のカプラやコネクタ、光源(レーザー、VCSEL)、変調器、移相器、フォトダイオード(PIN、APD)、などが含まれます。RSoftのデバイス・ツールによる物理モデルでの解析を補い、システム・レベルの複雑さに対応し、さらにはブロック図入力による容易な操作と高い生産性を有しています。