コラム「Goldfireで何ができるのか?」バックナンバー

2016.09中国特許知識ベースと自動車技術会知識ベース

Goldfireにはぞくぞくと新しい知識ベースが加わっています。
今回は、その中からタイトルにもある2つに着目して簡単にご紹介します。

中国特許知識ベース

先日、中国においてグラフェン量産プラントが可動を開始した、というニュースがありました。グラフェンは機械的な特性に優れると同時に電気の電動度も良く、現在注目の素材の一つであり、生産技術では日本が世界に先行していました。
この中国のニュース、気になります。早速Goldfireの中国特許を選択し、中国におけるグラフェンの生産に関する状況を特許を通して調べてみましょう。

Goldfire WEB Clientの革新トレンド分析で、グラフェンに関する特許件数の推移を見てみます。
すると、2010年くらいから加速度的に件数が増加しており、2015年は約9,500件、2016年は半期で既に約8,000件です(参考:日本の特許では2015年が2,500件、2016年が半期で1,767件)。

さらに中国特許の知識ベースを選択し、グラフェンの生産に関わってどのような開発がされているのか、セマンティック技術を利用して抽出してみます。
すると、グラフェンに関する様々な特性の向上や生産プロセスにおける効率化、または品質の向上など、様々な開発がなされている状況が見て取れます。
関連企業を見ると、ほとんどが中国の大学や企業名となっています。

中国特許も日本語で調査でき、セマンティック技術を利用して効率的に情報が抽出できます。何か気になる時、Goldfireならサッと調査することができます。

自動車技術会知識ベース

自動車技術会(JSAE)は、自動車に係わる研究者、技術者および学生などの会員で構成される組織で、個人会員約50,000名、賛助会員(法人)は500社以上に上ります。
JSAEの会誌には、自動車に関わる多くの研究論文や話題が収録されています。自動車に関わる技術の調査という観点もありますが、新しいアイデアは異なる分野からもたらさせることも多くあるので「こんな情報あるの?」という観点で見てみましょう。

例えば「お菓子」。
早速JSAE知識ベースのみを指定して「お菓子」というクエリで調査してみます。すると「後部座席にお菓子を共有しておくところがない」という女性視点によるデザインの話や、多目的交通システムによりお年寄りが自由に買い物できるようになった話題、車室内芳香剤の話題、プレス成型でお菓子の最中のように一体化・軽量化された話題などが見られます。「言われてみれば」という情報や「気付きも」も多く、中々興味深い情報が思考を刺激してきます。

また、「お菓子」の代わりに「グラフェン」や「燃料電池」というクエリにしてみれば、自動車におけるグラフェンの用途や燃料電池に関する課題なども、簡単に抽出することができます。

さて、調査には「目的」が必ずあります。そしてその目的のために「情報をどこから得るか」ということは、調査の効率や効果に大きく影響します。
調査やアイデアのヒント獲得など、様々な目的に合わせて「情報源」を選定してみて下さい。イノベーションにつながる何かが見えてくる、かもしれません。

公益社団法人 自動車技術会

▼今回使ったGoldfireの機能は...▼
セマンティック知識検索
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