コラム「Goldfireで何ができるのか?」バックナンバー

2015.01TIME紙が選出した2014年の発明品ベスト25

TIME紙により選出された、2014年の発明品ベスト25が発表されました。この記事はご覧になった方も多いのではないでしょうか。

The 25 Best Inventions of 2014

映画「Back to the Future」に登場するホバーボードを現実にした発明や、インドの"格安"宇宙船、そして小型の原子核融合に関する技術、ワイヤレス送電、といったものから自撮り棒まで、画期的な技術やアイデアに満ちた幅広い選出という印象です。しかし、目新しいモノをその周辺情報と併せて理解するのは中々骨が折れるものです。

そこで、今回は上述の記事の中からいくつかピックアップ。
Goldfireに少し助けてもらいながら読んで行きましょう。

1つ目は「ホバーボード」です。
この発明に関しては、制作した企業のホームページや米クラウドファンディングサイトKickstarterに掲載されている紹介プレゼン等で情報が得られますが、Goldfireでは特許を探してみます。
知識検索で「hover; board<AND>magnetic」と入力し、コンセプトレンズを参照します。すると2014年のARX PAX社の特許をさっそく見つけました。いきなり全文を読むのも中々大変なので、まずはGoldfireが生成する特許の要約を見てみると、磁力による浮上のために渦電流効果を利用しているようです。またこのための構造を特許出願中の図を見て確認することもできました。

さて、次は「悪い姿勢を正してくれる」ツールです。
体に親指の先ほどのサイズの薄い機器を装着すると、前かがみになったりしたときに注意を喚起してくれるというもの。確かに健康にとって姿勢という要素は大切だと思えますが、同様なモノは見たことがありません。
でも、これまで本当になかったのか?ということでGoldfireで調べてみると、複数のセンサを利用して姿勢を検知する技術や、画像認識により検知する技術はありましたが、今回の調査では、この発明のようにコンパクトなモノを見つけることはできませんでした。これらの情報を鑑みれば「良い姿勢のためには、前かがみだけを防げばよい」というシンプルで本質的な発想が鍵なのかもしれません。

次は「スマートフォンへのメール着信等を教えてくれる指輪」。
端末を取り出さずに、誰からのメールなのかも判断でき得るというもの。Goldfireで指輪型の通信端末について調べてみると、複数の特許が見つかりますが、このような用途を見つけることはできませんでした。この製品を開発したのは女性CEO率いるベンチャー企業。女性ならではの視点が鍵と思えます。

最後に、自転車用「電動アシスト付きタイヤ」。
これはモーター内蔵の自転車のタイヤであり、通常の自転車にとりつけるだけで、電動アシスト付き自転車に変わるというモノ。また、スマートフォンから各種設定が行えて、内蔵された各種センサで得られるデータにもとづいたルート提案まで可能のようです。インホイールモーターのコンセプトは古くからあるので、同様な発明は過去にもあるのではないかと思えます。
そこでGoldfireで調べてみると、10年ほど前の日本に、モーター一体型の同様な自転車タイヤの発明があることが分かりました。技術的には、小型化と通信演算機能を有することが大きな違いかもしれません。

さて、記事を理解すれば得るところも大きく、新たな発想の引き金になることも多いでしょう。そこに、その技術の詳細情報や過去の同様な技術に関する情報が加われば、発明の特徴や「なぜ今までなかったのか」という今後に生かせる視点が生まれやすくなります。

何か面白い技術に触れたら、Goldfireにぜひ聞いてみて下さい。
次のイノベーションに繋がる新たな視点が生まれる、かもしれません。

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