バージョン 9.82

CODE V の最新バージョン CODE V 9.82をリリース!

スポットダイアグラム(SPO)オプションが強化されました!

スポットダイアグラム(SPO)オプションの機能強化を行いました。具体的には、、、
  • RMSスポット径の計算精度を指定できます。RMS誤差を指定すると自動的に適切な光線本数を決定し、スポット径を計算します。もちろん瞳直径を通過する光線本数でも指定できます。
  • スポットダイアグラムをプロットする光線とスポット径を計算する光線の本数を別々に指定できます。これによりプロットは見やすいまま、スポット径の計算精度を上げることができます。
  • 全光線を含む最小の円の大きさ(100% スポット径)が解析できます。
  • 光線追跡グリッドのパターンに矩形、円形、擬似乱数(ソボル)を指定できます。
  • プロット上に以下の情報を追記できます。
    • エアリーディスクやディテクタの形状
    • RMSスポット径や100%スポット径の値
    • レンズ名、日付、設計者のイニシャル
  • SPOオプションの出力にアクセスするマクロ関数RMSSPOT、SPOTDATAが追加されました。
以下はプロットにディテクタ形状とRMSスポット径、100%スポット径を追記した例です。(※クリックで拡大表示します。)

またSPOオプションの機能強化にともない、コマンドとGUIも使いやすく変更されました。

dn/dTを計算するマクロDNDTCALCが追加されました!

CODE V の環境変化(ENV) オプションのために、Schott 社とOhara 社のガラスに対してdn/dT の絶対値を計算する新しいマクロDNDTCALC.SEQが追加されました。このマクロは、デフォルトで検索されて使用される20 ℃から40 ℃の温度範囲に関するdn/dT 表の値よりも、より精度の高いdn/dT の値が得られるSchott 社とOhara 社の公式を使用します。

Schott 社とOhara 社のレポートでは、-40 ℃から+80 ℃の温度範囲、かつ、0.6438μm から0.4358μm の波長範囲において、DNDTCALC.SEQマクロで使用する屈折率の温度係数は正確であるとされています。

奇数次非球面とゼルニケ多項式面に関する計算が強化されました!

奇数次非球面(SPS ODD)とゼルニケ多項式面(SPS ZRN)タイプで2次の項が設定されているときの1次、3次、4次、7次の諸量の計算が強化しました。
  • SPS ODD では、1 次、3 次、4 次、7 次の諸量の計算に使用する面のパワーは面の曲率と多項式の2 次の項(AR2、2 次の非球面係数)の両者を考慮したものをベースとします。
  • SPS ZRN では、1 次、3 次、4 次、7 次の諸量の計算に使用する面のパワーは面の曲率と回転対称ゼルニケ多項式の2次の項(Z1、Z13、Z25、Z41、Z61) の和の両者を考慮したものをベースとします。

その他の追加/修正機能

  • 光線追跡処理が強化され、偏光光線追跡が50%スピードアップしています。これは明文化されていませんがCODE V9.81からの機能強化です。
  • サンプルレンズFISHEYE2が追加されました。このモデルは最大入射角が90度を超えています。
  • ノンシーケンシャル面でのGRIN材質の設定がよりわかりやすくなりました。
  • 最適化(AUT)オプションに組み立て後の性能の最適化に関するコントロールが追加されました。
  • 2次元像シミュレーション(IMS)オプションに入力物体サンプル画像が追加されました。
  • ユーザー定義公差のサンプルのTOLSPOTが強化され高速になりました。
  • フットプリント(FOO)、四分割解析(QUA)、ラディアルエネルギー解析(RAD)、幾何光学的線像関数(GLS)オプションのテキスト出力が変更されました。
その他にもユーザー様よりご報告いただいたいくつかのバグが修正されています。

CODE V 9.82 サービスリリース 1

CODE V 9.82 サービスリリース 1 (SR1) がリリースされています。

CODE V はバージョン9.80からリリースする頻度を3〜5ヶ月に1度としています。これによりユーザー様から頂いたリクエストをすぐにCODE Vに取り入れ、判明しているバグを修正しています。
ぜひ最新バージョンの CODE V をご利用ください!

詳しくは CODE V 9.82 リリースノート をご覧ください。
資料はサポートシステムからダウンロードできます。